「幽霊」を含む小説

学校に幽霊が現れた

　夢を見た。懐かしいような、けれど恐怖を纏った彼は私にナイフを突き出してきた。あれは、私の記憶の片隅にいる誰なのだろうか。どれだけ考えてみても、どれだけ脳内を探ってみても、答えは…

遠子先輩が心葉くんに出した三題噺を書きます。 まじめな文学作品、ぶっとんだギャグ小説など、いろいろ書いてます。 【文学少女シリーズ、三題噺一覧（ライトノベル版）】 死にたがり…

4話で完結の短いホラーです。

存在が薄く会話も少ない。まるで幽霊の様な彼女エリと同棲をしている僕の前に、可愛らしく、よく話し、よく笑い、よく泣く。まるで人間の様な幽霊の美空と出会った。 そんな僕の住む街は、…

　雪下ろし中の事故で気を失うと見知らぬ場所に　　　 　透明だし歩くと、すーっと移動するのですが……　　　 　幽霊になっちゃったのか？ 　自分が見える獣人を助けているうちに、…

ボクは、災害にあった、らしい。 何故らしい、という表現なのかは実際は原因が分かっていないからだ。 突然、帰る場所が消えてしまった。 人も、家も、思い出も何もかもが。一晩、い…

2021年4月に発行した無配コピー本「子の日」より再録。

この話は主に1989年の話を本筋に1945年の話、2005年の話、幕末期の話、19××年の話を合間に入れていく予定です。 話は選択式のミステリーサウンドノベルとなっています。 …

これは、運命の出会いの物語。陸上部の冬弥は半年前の交通事故を境に幽霊部員となっていた。 失意の中、連休に偶然訪れた公園。 そこで冬弥は　クラスメイトの和泉かおりと出逢う！ 15歳…

　ひょんなことから幽霊が見えるようになった男子高校生・森川純平。 　ある日、幼なじみで同級生の笹木茉莉に幽霊が憑いていることに気づく。幽霊は俺が「視える体質」だと気づくと…… …

私がまだ20代の時に、週末はよくディスコに行っていた。それは東京で働いていた時にもだ。終電に間に合わないから、たまにホテルに一泊してから又翌日は働くホテルへと向かい、一日勤務する…

その弱小文芸部は多くの幽霊部員に支えられて、今日も廃部を免れていた。それはそれとして、文芸部部長　如月と文芸部平部員　笹竹は無意味な雑談に明け暮れる。 ※更新不定期。続くとか続…

「第二回ドゥン大賞　最高の夏休み篇」によせて書きました。能天気な女の子と、その幼馴染みの女の子の話です。

　ハードボイルド（？）な怪奇探偵シリーズ第七弾☆ 　フランス語で「ル・ディアモン・ムディ」と読みます（「呪いのダイヤ」の意）。 　 　毎度、古典的なモンスターやゴシックホラーの話…

幼い頃に出会った。 私にしか見えなかった少女にまた会いたい。

「お母さんって本当にうるさい！　いつまでも子供じゃないんだからほっといてよ！」 　会社の事務員として働く堂島美月(どうじまみつき)は、離れて暮らしていた母の突然の訪問に愕然とす…