「消えない」を含む小説

世の中に記憶喪失があるように、この世界では記憶消失が存在している。この病は、記憶が何かの影響により脳から消えてしまうのだ。その失った記憶は二度と戻ることなく、時間が経つにつれ記憶…

幼いころから寝食共にしてきた双子。 世界の終わりを知り、最後の時を一緒に過ごす2人に残酷な運命が迫る。

征太は幼い頃に額に負った怪我で酷い傷痕がある。 それをネタにイジメの対象になっていた。 でも征太にとってその傷痕は『勲章』なのだからあまり気にはしていないのだが……。

猛暑の夏、その不可思議な事件は起こった。それは、とある民家で飼われている金魚が突然増えて、しかもまた消えたというのだ。あらぬ疑いをかけられたおれとサイモンは犯人捜しに乗り出すが、…

「黒き森の老魔女」と恐れられているカンナは、正真正銘１９歳の女性である。休息日になると、姿を隠している魔女のローブを脱ぎ捨て、かわいい町娘になって王都に出る。お目当ては舞台。その…

時は永禄三年『足利』幕府末期。そこに、一隻の宇宙船が時空を超えて飛来する。 船名は『カナガワ』、船長は『足利光輝』。遥か未来に宇宙で運送業を営んでいたが、突然タイムスリップしてし…

20XX年人々の仕事はAIにより99.9%が消えた。たった一つの仕事は、人同士て殺し合う事だ。

夏休みの宿題で日記を書かなければいけないので、家族旅行で借りている軽井沢のコテージで日記を書く。 大規模な停電が発生したのだが、国営のSNSでは怪獣のせいらしいという噂が飛び交っ…

「剣と聖書と血とインク、それに針と糸。それが私たちの青春でした」 メアリー＝デミュエルは元気いっぱいでちょっと頑固な、１４歳の女の子。 ちょっと皆に疎まれて、切り刻まれたりも…

「……タビアゲハ、おまえはこいつをどう思う？」 　住宅街の坂道で、バックパックを背負った老人は抱えたスイカを仲間に見せていた。 　そのスイカは、先ほど坂を転がり、擁壁に激突して…

　これはあったかもしれない物語。 　そして、消えてなくなった物語。

イリアル・レスベック＝モアは、冒険者ギルド「龍の息吹（ドラゴンブレス）」の設立兼最高責任者。そして極度の女好き。 その街でその名を知らぬものなどいない。 そんな彼女の裏の顔は、悪…

少女Yの大量のお菓子が消えてしまった。 これではパーティが出来ない。 お菓子は何処へ行ってしまった？

　――――必ず守り抜いてみせる、貴方だけの守護天使として。 　青い髪に金色の瞳、レイラ・フェアフィールドの元にひょんなことから舞い込んできたのは、己が師の忘れ形見たる一人の天才…

ほんの少し、広くなった部屋 冷たくなったベッド 思い通りに変えられるテレビのチャンネル １人で食べるご飯 全部、いつかは慣れるから。 ──だけど 何度、身体を洗っても 何度、…

　今年から夏が消えた。 　どうして夏が消えたのか、誰が夏を消したのか。俺はそれを解明しなければならない。 　何故なら、俺は「夏の獣」だから。 　この夏に読んで欲しい、決してあり…

流れ星は0.5秒で消えてしまうため3回もの願い事を言えない。でもなんとかして、頑張って、あがいて3回願い事言えたらどうなるだろう。

【完結しました！これまでお付き合い下さった皆様、本当にありがとうございました（╹◡╹）】 現代最強と謳われた魔法少女、鮮血色の戦乙女・血塗れ桃ちゃん。（クリムゾン・ピーチ） …

急に２学期から学校に来なくなった芹沢。 ネットで広がっていく悪い噂それを見た転校生の田中が河川敷で芹沢と会う。 学校一の不良と転校生が何度も会ううちにー。

世界から人が消えてしまって せっかくだからと旅を始めてから 今日までのお話