「書店」を含む小説

とある書店の片隅で、一冊の不思議な本がその本生を過ごそうとする物語。KAC20231

雇われ店長の俺は今日もお客に鍵を渡す。 望む通りの『本』を抱えて『夢』の世界に溺れていくお客に「良い夢を」なんて笑って鍵を渡す。 いつ頃からか出来た個室とその鍵。いくつか返却され…

　森の中にポツンと小さなお店があった。 　その店の名は『螢書店』という本屋で、店の店主はなんと螢の妖怪だった。 　そこに訪れた少年 勝俊（かつとし）は、ある一冊の本を手に取り物語…

あるVRMMOで書店を経営するプレイヤーの元に、常連客から買い取り依頼が寄せられた。いつも通りのクエストかと思いきや、何かが違う。 777文字におさめようとしたので、竜頭蛇尾な…

ある町の、昔からひっそり佇む本屋のお話。 そこでは、いつまでも可愛い女性店員が、喫茶店のような明るい挨拶で客を迎えていた。 読みすぎを止める「はたき」片手に。 【KAC20…

KAC20231 参加企画　第一弾 見知った通りに突如現れた見知らぬ書店『ダンケ堂』。 謎の男が一人で商うこの店には、奇妙な書物が集められていた。

女子高生の三好優香子は、推しの作家「志村恭一」の本を行きつけの書店で買い続けていた。 そしてある日、彼の見出しプレートが棚にささっているのを発見する。

書店員の心成は、仕事が終わると良く可愛らしい少女と互いに読んだ本の話をしていた。 少女は、昔からある本に憑いている付喪神。 心成は、物心ついた頃から、妖怪や幽霊が見えたため付喪神…

ネット書店に押されてリアル本屋がどんどん無くなっている。 ネット書店は便利だ。ワンクリックで数日後にはポストに本が届く。でも、やっぱり時々リアル本屋に行きたくなる。それは宝物を探…

大本屋時代とも称された、はるか未来。 東アジアにある弧状列島の大型書店がそのまま空へ飛び立ったことに端を発し、宇宙には本屋による銀河が形成されていた。 イシカワはそんな銀河の辺…

KAC20231 本屋　参加作品です。 人が死んだらあの世へ行くのと同様に、捨てられたり忘れ去られた本にも行き先があるという。 冥界のとある場所にあるその書店には、人間界でそう…

『KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～』参加作品 真面目だったはずの少女が堕ちていく。 今後執筆・公開予定の作品の前日譚となります。お楽しみ…

その書店は、とある裏通りにひっそりとあると言う――。 謎ありバトルあり恐怖あり、眼鏡っ娘もおるでよ!! (カオスw)

　とある書店における、一冊の本の想いと追憶、そして新たなる出会い…

【KAC20231】ほうっておくと、次第になくなっていくものがあります。大切にしているはずなのに、それは欠けて、砕けて、失われます。

個人的には自己啓発本も読み込んだ時期もありますが、あえてこういうものを書いてみました。

寿江は学校の帰り道で、奇妙な本屋を見つける。そこは、妖怪だらけの本屋だった。

　入り口の鍵を閉め、薄暗くなった店内をぐるりと回る。本好きが高じて書店員になった身としては、寂しさがある。漫画、児童書、理工書、人文書……、そして最後に足を止めた場所は、もちろん…

　とある駅の中にある本屋。私はそこに用があった。 　そこでしか読めない本のために、駅を利用する。

やたら目が合う本屋の店員。でもわたしが気になるのは店員ではなくて、その手前で立ち読みをしている人なのに･･････