「言ってます」を含む小説

生まれつき仏頂面の高校生、楠木結太。彼は同級生の伊吹桃花に片想いしている。 しかし、ある日の放課後。 教室で幼馴染と秘密裏に行っていた〝告白の練習〟を桃花に目撃され、同性愛者と…

あの子は屋上でヤンキー達にちょっかい出されたら、思わず蹴りを放った。しかし足首をつかまれて靴まで脱がされてしまった。今度。彼女は本気で怒る。

ただ息をしているだけが、生きていることだと。 付加価値つける輩が勝手に苦しんで泣けばいい、 たいした差はない。 人は生きてただ死ぬだけなのだから。

　たまたま近所の神社の森で純白の剣を抜いた、カメラが趣味の普通の少年、〈レオン〉。彼は異世界から会いに来たという小悪魔系魔法少女〈サンリア〉とシロフクロウの〈じーちゃん〉に導かれ…

ある日突然、藤代由紀夫のところに、若い青年が訪ねてきて、谷口麻里子について聞きたいと言ってきた。麻里子は32年前、バブル崩壊の混乱期にバーで知り合い、深い関係になった美女だった。…

いままで相談や愚痴に対して嫌なカウンターを返してきた奴はいないだろうか？ 悩みごとや困ったことがあってそいつに話したはいいが、話してすっきりしないどころかその返答に腹が立ったり、…

（えっちされたいなーえっちされたいなー） 「おや、キミは先日我が国へ亡命してきたという片目片手欠損小柄儚げ白髪美少女被検体少女（説明口調）」 「あっ、あっ、おつかれさまです。…

　世界は師匠でできている。 　だって、僕に世界をくれたのは師匠だから。意味のない毎日に、意味のない生き物に、師匠は殺しという最大の名誉を与えてくれる。 　そんな師匠が、なぜか…

【ネット小説大賞１１　一次通過作品です】 「お前の寿命はあと５年。それを覆すには俺を心から愛して愛される道か、協力して精霊王を探す道かの２択しかない。これからよろしくな。俺のお嫁…

大国モレスタに全てを奪われた小国ウィクスの元王女モニカ・マルドナド。 彼女は物心ついた時から、年頃になったら老王アレハンドロの愛人の一人になるために、白亜の断崖にある修道院の西の…

カクヨムコン最終日、このままでは締め切りに間に合わないと思った男は、ＡＩで小説を書こうとしたが、そこにＡＩアドバイザーのあの人が…… 何時ものＳＦコメディです😺 ※リンドバー…

女子高生ナツメグの彼氏はネットゲーム「バトル・オブ・タンクス」でルール違反でチートプレイをして袋叩きに遭い、心を折られた。それが原因で失恋したナツメグは仇討ちしてヨリを戻そうと、…

＊本作品は、大地震、津波の表現を含みます。苦手な方はご遠慮ください。 　警察には、三種類存在する——。 　第一は、「官房警察」。 　すなわち、ジェネラルズ・ポリス。 　…

「女神」と呼んで恋い慕っていた推しが、人気絶頂の最中、自室で服毒死した。 推しの突然の死にショックを受けた主人公のミクは、「女神」の死の真相を調べるべく、女神が所属していた芸能事…

冴えない主人公に芽生えた正義感はある事件をきっかけに歪んでしまい、それから抑え込むようになっていた。 だが、その感情が再浮上する事件が起こる。 彼を突き動かすのは、気に入らない、…

【毎日更新】 彼女——四葉莉愛を見かけた。それも九頭見龍太という僕の同僚と一緒にホテルから出てきたところを。 朝方まで残業をして体力も精神力も削られた僕には、戦えるだけの力…

「おにい、暇だよね。ニートだし」 　なかなか酷い言い草であったが、確かに僕は暇だったし、ニートだったし、お兄ちゃんだった。 　なにも間違いはない。 　椅子をくるりと回転させて振り…

姉と二人暮らしで大学に通う青山蓮は、姉から紹介された会社経営者の元で『商品を管理するだけの簡単なアルバイト』を始めた。 主に卸問屋の買付と販売なのに、『商品管理』って言っていい…

会社員の牧山は、後輩の鶴野が何度言ってもコッソリ時間外労働をしたり、会社の備品を自腹で補充（しかも元の備品より高級品に）することに頭を悩ませていた。 コンプライアンス的にまずいの…

★第一回オール書籍化コンテスト特別賞受賞作 夏休みも間近に迫った７月の末、京都の大学に通う大学2年生の主人公(水瀬友一)は、うだるような暑さの中、横断歩道の先で高校時代の元カノ…