「#思い出」を含む小説

少年の名はエド。 彼は、三年前に燃え盛る家で瀕死の重傷だった所を、偶然通りかかった小見 衛土に救出され、搬送された病院で奇跡的に一命を取りとめるが、記憶という思い出を無くしていた…

僕(名称) 彼女(相手) 名前を出さずにやってみます

騎士団長の娘チャーミンは王国の守護神の加護を強く受けて生まれたため、王太子の婚約者候補にまで選ばれていた。しかし嫉妬深く粘着質な彼女は、王太子が留学先で見つけてきた恋人に激しい憎…

　14年前東都大学登山サークルと早政大学の合同登山が8人で行われた。ある者は好きな異性と行動したい為、ある者は周りから関係の誤解を解きたい為、決して冬山を舐めていた訳ではないが三…

昭和３０年代の私が経験して今でも記憶に残っていることを書き留めました。今ほど物が無いけれども、人との関わりがあり、みんな生き生きして生きていたように思います。

黒木さんは俺の幼なじみを自称して、そのように振る舞ってくる。 しかし彼女と知り合ったのは去年である。

会社を辞めた日の真夜中に、山奥の湖畔で出会った１人の青年。神主だという彼に誘われて、その仕事を手伝うことになった私は、様々な人達が見た夢の話を聞くことになる。大企業の役員、男子高…

中学二年生の歩は、電車で度々乗り合わせる女子高生の桜に密かな思いを寄せていた。 夜中の電車が運ぶ、ささやかな二人の時間。しかし、それは永久に続くものでもなく。

娘が誰かと旅行に行くらしい。 そのせいで、新婚時代に妻と出かけた温泉宿を思い出した。 妻の後ろ姿は、記憶とさほど変わらない。 娘が出かけた先にも、きっと……

ミドリさんのホラー企画に参加しようと書いたんですが、まったく怖く出来ませんでした。

私が自分の嗜好が周囲と多少異なると気付いたのは小学3年生の春だったと思う。

田中は、廃部寸前だったバレー部に入ったり、 やりたくもない仕事を引き受けたり、勉強も出来ない、自己肯定感も低い、と言う、自分の思考も無く何となく生きてきちゃった男　とんでも無くパ…

夏休みに小さな島に来た主人公の少年が体験する不思議なひと夏の物語 第３話で完結でしたが４話まで続くことになりました。

少年期、青年期、壮年期の夏の思い出に浸る作品。 もう、懐かしいモノから新しい記憶に残った出来事。

花とクリーム菓子とアコーディオンの都・ピエトラ。いずれ旧首都と呼ばれる華美な公国の朝は青年の笑い声で始まる。母親のおかしな醜聞、師範の結婚、窓辺の君の愛らしい我儘──今朝の事のよ…

ある少女の夏休みに起こった不思議な出来事

小さな町に住む香介と、東京から転校してきた美奈。 同じ時間を過ごす中で惹かれ合っていく二人。 たとえどんな結末になろうとも。 思い出は自分で変えられる。

　放送部である高校生の江村は陸上部時代の挫折を未だに引きずっていた。現在の楽しみは放送部での活動であった。だがある日の昼休みにも同じ放送部員の熊木薫と放送を進める最中に陸上での辛…