「短編 SF」を含む小説

　【スティール・ライフ シリーズ 番外編その２】 　オートマタ産業の重鎮である笠原工業。その笠原家の末っ子長男 拓は家業に疑惑を持ったことで家を飛び出し”情報探索屋エクスプロー…

1話完結のSF掌編集です。 お好きな話を選んで、どうぞお読みください。

　～２０９０年。増え続けるマイクロプラスチックは、海や空、果ては人間の体にまで生息地を伸ばしていた。～ 　人並外れたタフネスを持つ少年、班目翔大《まだらめしょうだい》は、愛する…

涼太のご先祖は天女から野菜の種を受け継ぎ、村人 たちを天へ送るために野菜を育てて皆に分け与えるように言われていた。涼太は独りで畑を続けていたが、自分は時代遅れなのではないかと思う…

コメディ、パロディー、ホラー、ラブコメ、シリアスなどなど盛りだくさんの短編集としたいと思います。 小説家になろうにて「ゴースト・キス～死人（しびと）の口吸い」といいます長編も公開…

世代を超えての宇宙移民を扱った、昔ながらのSFショートショート。

レジに、おにぎりとお茶のペットボトルを置き、尻ポケットから財布を取り出す。 「あと、33番ひとつ」 「合計、900円になります」 　財布から1000円札を抜き、店員に渡す。 「1…

一話完結のショートショート。

童話、会話劇、物語、エトセトラ。 ちょっと暇な時間のお供に、最大３，０００字程度のショートショートを格納中。 １話完結、３分程度で読めます。 一つでも、気に入る作品がありますよ…

少し先、機械と人間が違和感なく混ざり合った、そんな世界のお話

　翔太はいつか月の裏側を見るべく努力していた。ある日、謎の生命体と出会いそれを「もふけ」と名付ける。 　この出会いが翔太を高みへと導いてくれること彼はまだ知らない……

　天才的な科学者である《私》は、その能力故に誰にも理解されず、胸の内に孤独を抱えていた。 　そんな彼女は、自分と同じ能力を持った他者がいれば、心の空白を埋められると考え、それを造…

肉体と精神の分離・接合の手段を発見したことで、定期的に身体を別のものに乗り換えることが可能になった時代。 家族や友達と一緒にいることのできなくなった少女・詩織は、廃園となった幼稚…

“その能力を使えるようになれたら、きっとスキップしたくなる。” キーワードを唱えながら足下に放ると、思い浮かべた時間・場所に移動できるＳカード。制限回数は六回（往復三回）。そんな…

どこにでもいる普通の男たち そんな男たちがある日 日常的であるが非日常的であり 偶然的でありながら必然的である そんな出来事に巻き込まれていく物語。 物語の男は我々と同じような…

この世界にただの人間は生存していない。 生きているのは進化した人間だけ。 それは他の生物も同じだった。 過酷な環境を生き抜くために進化した獣たち。 しかし、中にはあえて進化せず…

源氏星の道の果てよりも、なほ奥つ方に生ひ出でたる人、いかばかりかはあやしかりけむを、 いかに思ひ始めける事にか、世の中に宇宙人といふ物のあんなるを、いかで見ばやと思ひつつ、 つれ…

【冒頭から抜粋】 この国『ニホン』は、別名魔法使いの国と呼ばれている。 ここは小さな島国で、大きな大陸とも切り離され、殆ど交流もないが、魔法使いにとっての楽園なのだ。 当然、…

裁判を開こう。 xの為、同胞の為に。