「短編もの 万人向け」を含む小説

どこまでも続く暗闇の道。そこに二筋の光があった。ひとつは『記憶を無くした少女』が握る懐中電灯の光。もうひとつは『白い人型ロボット・オグ姉』が眼に灯す青いLED光。二人は『人』を探…

青年が、都会の麻痺したような刺激に触れる一端を描いてみました。

※「ツクール×カクヨム　ゲーム原案小説オーディション2022」の「「逃げる」テーマ縛り小説部門」で中間選考突破しました！ これまでの事情から嫌な物事からはなるべく逃げることを決…

ときに切なく、ときに新鮮で、ときに熱く―――― 一場面の切り取りを短歌３つで。 心から湧き出るすべてを５７５７７に。 令和の俵 万智を目指して。

日が沈みかけ、薄暗い空。 そして路上を歩く一人の女性がいた。十代後半の学生に見える。 そんな彼女に一人の男性が近づいていく。 女性は男性に絡まれてしまった。 女性は不快感…

「ふんどしマイスター……可憐な名だな」 どう聞いても可憐ではないおふざけネームのまま乙女ゲームのヒロインに転生してしまい、表情筋と腹筋を試される日々を強いられる主人公の運命やい…

月待夜歌（つきまち・よるうた）　七日で死ぬ病気にかかった女性。運あんまよくない。 星乃希（ほしの・のぞむ）　幼馴染で夜歌の彼氏。高校時代に《三美華》のひとりだった。 潮来大我（い…

　２XXX年・日本のどこか―― 　白陵（はくりょう）・黒麗（こくれい）・赤峰（せきほう）・黄聖（こうせい）・緑風（りょくふう）という名の五つの女子校が存在していた。 　この五…

はじめてのデートには、ほどよい場所なんだとおしえてもらった。そして、ふたりでその場所へ向かう途中、道にモチが落ちていた。

喫茶店記色堂 記色堂に来る人は記憶の色を探している マスターの中村碧は記憶の色を作る職人 今日も記憶の色を生み出す

武蔵野公園。 緑が生い茂る広場。 広いので、様々な場が設けられている。 そんな公園に、何やら深刻な問題を抱えた男性が入園していくことになるが……。 ※２０１１年のグーグル…

　人々は過ちを見ることもせず、ただ逃げていた。

あらゆる娯楽が規制された近未来で、パルクールとニトロシューズを使って空を舞い、ゲリラ花火を打ち上げる大学生・ジェット。ネットで出会ったサポート役の少女・リリイとともに、彼は今宵も…

なぜ彼はスーツで海に浸かっているのか。 なぜスーパーで買ってきたものを海に投げているのか。 ＠マーク以下が解答編です。5分で読めます。

男の子は、ある貧乏な家庭に生まれ変わった。 女の子は、ある裕福な家庭に生まれ変わった。 生まれ変わったこの二人はそれぞれの家庭で人生を紡ぎ始める。 どちらか一方は暗く、どちらか一…

都市伝説をテーマに扱った作品です。 こういうケースも時々ありますよね。 ※深夜の勢いで書いてしまったので、随時修正いたします。