「妖精」を含む小説

私、ルシル・ベンティンクは、5歳の時に開いた本でオーちゃんと出会う。 オーちゃんは私の相棒であり、この国を守る力を貸してくれる大事な存在。オーちゃんと共に大お祖母様から習った占い…

もし、あなたがパラレルワールドに、行ってしまった時の参考になれれば、幸いです。

「三味線にゃんこの、余情旅道中」は、心温まるファンタジーの世界を舞台にした物語です。主人公のユイちゃんは、わたあめのようなモフモフした猫の妖精。三味線を愛し、その音楽を通じて喜び…

生活が変わるとは、いつも突然のことである… 早くに実の母親を亡くした双子の姉妹は、父親と継母と共に暮らしていた。 だが双子の姉のリリーフィアは継母に嫌われており、仲の良かったシャ…

　王子の婚約を予知したリリッシェローズ、十六歳。 　国の皆が喜び、誇らしさいっぱいです。 「困った予知だ。寒気がする」 　だが王子は、苦い顔でリリッシェに告げます。

田舎の小さな村で暮らしていた少年・キサラ。彼の生涯は村の中で終わるはずだったが、地上に現れたという魔王の噂をきっかけに旅立ちを迎える。 心配性の兄、キサラを溺愛する魔女が勝手に…

　神聖女学園に赴任した昼間夕子は古典教師として文芸部の顧問をも兼任する。 モデルと見間違えるほどに美しい長身の夕子には別の顔があった。 ステルス古典作家として活躍していた。 　あ…

中学1年生の紺野ツバメは、唐突に現れたネコ妖精に素質を見出され、魔法少女となる。 その名もヒゲグリモー。 不思議な付けヒゲの力で悪を討つ戦士である。 やる気のないツバメだったが、…

バロラント公爵長子、ジェード。後継者権を放棄し、単身家を飛び出して構えたのは、森の中の小さな喫茶店でした。マスターこだわりの珈琲や、森でとれた木の実などで作られたスイーツが、あな…

オルレアン王国に住む商人の娘リーズは、父親から新たな店の運営をまかされた。 そこに、幼い頃に出会いずっと文通をしていた女友達のジルが、手伝いに来てくれることに。だが、現われたのは…

ある神聖な植物園には妖精の宿ったハーブがあり、そのハーブは普通のハーブより効能がとても良いそう。 ハーブ達を世話するのが『ハーバルメイド』という。 この話は出来たてほやほやの新…

ガラハドなる騎士の一族有りけり そはけして裏切らぬ いったいどのような騎士道をお持ちで如何な生涯を終えた騎士様なのか その不思議な人生で出会った何人かの聖女様方の一生 無花果の味…

あまりにも創作意欲がわかないので、公式さんの企画に便乗して書いてみました。８月末まで頑張ってみよう！　三日で終わってしまったら、鼻で笑ってやって下さい😅 ついこの間「エッセイは…

童話の『眠れる森の美女』をモチーフにしたお話です。絶世の美女であることが悩みの花梨は、オルゴールの妖精・少年セシルと出会います。花梨はセシルに心を癒やしてもらいながら、迷路のよう…

「俺は君のいなくなった世界に、興味はないんだ。……禍以上に世界を壊す『破壊神』になることを、君は望んでいないだろう？」 　大陸全土を滅ぼそうとした『禍』が、連合軍によって討伐さ…

　僕は綴った。とある小説サイトの『書くと読む』に、レオという名のペンネームで人生初の投稿をした。今年の夏休み、いつもとは違った密度の高い夏休み。そしていつもとは違った僕の彼女。僕…

僕は、製紙メーカーに勤めるサラリーマン。 友達は紙。 そして新しい上司はとても怖い人だ。 ※他サイトにも掲載しています

ヨシュアは妖精を始祖に持ち、魔術師の生まれるラバン王国の王弟だ。 志龍王国は、大陸で一番大きな国であり、国土の隅々まで龍王が与える水の加護が行き渡って、豊かに栄えている。 志龍王…

自殺寸前、私の手を握ったのは 『私と契約をしませんか？』 魔法使いの妖精のような、綺麗な男性でした。

サビオ・パッツィーニは、魔術師の家系である名門侯爵家の次男に生まれながら魔力鑑定で『魔力無し』の判定を受けてしまう。魔力がない代わりにずば抜けて優れた頭脳を持つサビオに家族は温か…