「夏 思い出」を含む小説

【あらすじ】 小学校の卒業式に勇気を振り絞って告白したクミコだったが、それから彼氏との進展は何もなく……。 モヤモヤとした思いを抱えたまま、中学一年生の二学期が始まる頃に『彼』が…

「深窓の令嬢は、こうして大人になっていく」 退屈だった。 自分のために勉強する日々が。 一生懸命頑張っているが、心はどこか違う方を向きたがる。 そんな日々の中で1人の高校生、優木…

真夏の田舎町で切断された人間の体の一部が見つかった。一体何の目的があったのか？はたまた猟奇殺人鬼による狂気の犯行か？ 緒賀けゐすさんの自主企画「47センチ短編小説大賞」の参加作…

「オマエの願いごと、聞き入れた」 覇気も意欲もなく無難に生きてきた㓛刀達矢は、大学二年生の夏、母・英玲奈を失うことにより天涯孤独の身となる。 自殺か他殺かも確定しない中、ひとり…

※全４８話、一日４話ずつ公開 作者、オカケンの小学生時代の回顧録であり、 誰しも経験する、子供の頃の懐かしい思い出が詰まっている。 短編が250話ほど収録されており、作者と読者と…

『俺の隣の席はいつも空いている。』 俺、九重大地の左隣の席は本格的に夏休みが始まる今日この日まで埋まることは無かった。 しかしある日、授業中に居眠りして目を覚ますと隣の席に女…

敦彦は疲れた妻を連れて何十年ぶりかの旅行に出かけた。受験生の娘二人を塾の合宿に送り出したあと、向かった先は、太陽がさんさんと降り注ぐ南国のプライベートリゾート。 しかし、彼の思惑…

「今日うち、誰もいないの」 彼女の家に呼ばれた僕は人生で最高潮にドキドキしていた。 まさか、あんな事が起きるなんて…

ゆあん様自主企画「筆致は物語を超えるか　【春にさよなら】」参加のための作品です。 企画主ゆあん様より提示いただいた以下の情報を基に作品を書くというものです。 もう、まんまで書いた…

高校二年の夏休み。俺は何を思ったか、友達の遊びの誘いも塾の夏期講習も放っておいて、母さんの里に一人訪れていた。 田舎である。超、田舎。バスなんて朝と夕に一本づつだ。 で。 俺…

　こちらはゆあん様の自主企画、「筆致は物語を超えるか　【春にさよなら】」参加用の書き下ろし作品です。 自主企画のURLはこちら。 https://kakuyomu.jp/use…

観光立国の小国、夏には観光の目玉、打ち上げ花火大会があるという。 そんな小国を襲う大国。なす術無く蹂躙される小国。が、立ち向かう者たちはいた。 かつて丘であった場所で最後の戦いに…

　僕は通っているヘアサロンで髪を切ってくれるスタイリストの松尾に恋をしていた。 　しかし、別の常連客と交わしていた会話から、松尾が来年の秋に結婚すること、来年の春に仕事を辞めて実…

祖母家に遊びに行った過日の思い出。その中でも一番印象深いのは堤防での思い出だ。 「みぃちゃん」 　堤防の端に着くと私は近くに誰も居ないのを確認をして声を掛ける。するとブロック…

お盆休み、田舎の祖母の家に遊びに来た兄と妹。はしゃぎすぎた幼い妹は、熱を出してしまう。 その日、真夜中に目が覚めた妹が、遠くに光の乱舞を見つける。 「あにさま、ほたる」 これは…

高二の夏、篠宮真昼は不治の病、奇病とも言われている。 天花症候群。 所謂、持病が急激に悪化し、医師から余命宣告を受ける。 真昼の彼氏である、黒羽音羽もその事実を飲み込む。 音羽は…

橙木　麗文（とうのき　れもん）は活字中毒な高校3年生。とにかく読書が好きで、そのお陰か国語の成績だけは常に学年トップ。 そんな彼女に視線を送っていたのは同じクラスのマドンナ的存…

隣で自分と同じ指輪を飾る人の温もりは、どことなくあの夏を思い出させてくれます。 家へ帰るのが億劫だったあの日。 小汚い路地裏に立ち寄ったあの時。 見窄らしいなりをした生命と…

KAC2023参加作品。第6回「アンラッキー7」 高校最後の夏、勝利を目指しているのは選手だけじゃない。マネージャーも一緒に戦ってる！