「語ります」を含む小説

　現代。誰よりも君の顔を見つめ、君の生活をウォッチしている存在がいる。 　それはー 　君の右手にある、そいつだ。 ※　10/16 17話投稿時点のものを、読みや…

ウチの街は大きくないが、小さくもない。 年中暖かいこの街は、寂れていると人は言うが、それでもウチにはこの街が一番賑やかなのだ。

一年ほど前の事。私は発達障害の診断を受けた。就職活動でうまくいかないことで精神科に相談に行っての結論。私はここで自分が不良品であることを思い知った。 発達障害の診断から一年。一…

お茶、富士山、みかん、焼きそば、コノハナノサクヤヒメ、長渕剛LIVE、うなぎパイ、プラモデル、清水次郎長、駿府城、浜名湖花博、ジュビロ磐田、勝俣州和よりも語らなくてはいけないこと…

青春のPC88とファミコン時代を語ります。 なお、筆者の年齢を詮索した者は容赦ない天罰が襲うであろう。 南無三!!! ※当時のエロゲー(タイトルに★有・R-15までぼかす予定…

「裸より裸眼を見られる方が恥ずかしい」 　と彼女が言った。 「じゃぁ、脱いで」 　と、半分冗談で言ったら、まさか、本当に脱ぎ始めるとは……。 　運営様より、修正依頼が来ましたの…

今や落ち目の米国に絶縁状を叩き付けたフィリピンの英雄ドゥテルテに賛辞を送ります。 今後の世界の展望について語ります。

どこかの世界のどこかの古城。 今まさに魔王が勇者によって倒されようとしていた。 そこで魔王は語りだす。「魔王の存在意義」を。

多くの語り部が様々なアレンジを加えるうち生まれてしまった『なれの果てのシンデレラの想区』。 手品師であるロキとファム、そして彼らに憧れるちびエクスはそこで夢をふりまくため、チョイ…

中学3年生の優奈には付き合って1年経つ同級生の彼氏、紘介がいる。 ふとしたとき、優奈は紘介の左手に傷があることに気づく。 なんで、そんなことしているのー。 そう問う優奈に、紘介は…

色々とありそうで、でも目的も無く観光に来ても行く場所に困る街、名古屋。 そんな名古屋をPRするべく、「名古屋観光相談会」を立ち上げたヒキニートの男が、名古屋の観光地の魅力を語りな…

　古今東西、光あれば闇あり。人々がどれほど明かりを増やせども、その闇は消えることはありません。むしろ光が強ければ強いほど、濃くなる影というものもありまして、それは太陽の輝く昼間で…

ひょんなことから占い館ガーネット・パレスでバイトする事になった１６歳女子高生の更埴悠々夏が語り部となり、占い館にやってくる様々な相談人から聞いた不思議なお話しを皆様にお届けします…

――ごきげんよう、あるいは今晩は。皆様の麗しき尊顔を拝することが出来、恐悦至極。 この国の街々を訪ねて回っていた折、こちらの噂を耳にしまして。私、しがないバイオリン弾きのロレンツ…

「シャンクフラウンの左目」 隠遁した画家シャンクフラウンへ、私は北の王の依頼を告げにいった。しかし彼は、もう絵は描けぬという。そして「描けぬ」ということを証明してみせるといって、…

ボッチが勇者だと語りだした男子高校生がいかにも神様風のおじさんにゲームみたいな世界とばされる話　　　　続きが見ければコメください。

　これは意識と魂の連続性を巡る思考実験的な物語。どこまでも「私」の独り語りで綴る極近未来奇譚。大切な誰かへ捧ぐ、心からの哀悼詩。

クリスマス・プレゼントとしてある家庭にやって来たチップが、見たもの、感じたことを語ります。一家の主アキがチップを愛してる以上にチップはアキを想っているのです。大人になりきれないオ…

夏の猫を見たまま、感じたま紡ぐだけ。 『ニャンコ日記』『猫書く語り記』に続く猫談。

浜島いすか……本作のヒロイン。右頬の傷を眼帯で覆い、物々しい雰囲気を振りまく転校生。 鈴波稲李（すずなみとうり）……本作の語り部。心霊現象を研究しているが霊感はない。