「#僕」を含む小説

その感情を言い表す言葉を、僕は他に知らない。 僕が好きな相手は大学の後輩であるアマネ。しかし、アマネは僕が憧れるロックバンドのボーカリストに恋をしていて……。彼に逢うため夏フェス…

僕は今でも、その子と喧嘩したことを度々思い出す。 僕と喧嘩別れしてまで伝えたかった〝しょっぱくないうみ〟が何か、ずっとわからないまま……。 ※ある公募に出そうとして〆切ミスっち…

【簡単なあらすじ】 ひょんなことからカノジョが出来た。 ニセカノジョだけど。 でもそんなニセカノの存在は、僕の非モテをこれまで煽ってきた幼なじみには効いているようで……。 …

　夏の夕暮れ。僕は君を乗せて、海岸通りを自転車で走る。君の手が、僕の胴をぎゅうっと抱いている。薄く雲の広がる空と、穏やかに波打つ海は朱に染まって。君との思い出が、溢れて止まらない。

僕の隣の席の占奈さんは、教室に水晶玉を持ってくるちょっと変わった子。 最初はみんなの人気者だったけど、占奈さんの占いがあまりに変わっていて、次第にみんなの興味は薄れていった。 …

推し短歌企画に応募した作品です。

地震・津波表現がありますので、閲覧の際はご注意ください。

　学園を代表する美人である夏原先輩に「付き合ってほしい」と言われたけれど、もちろん本気で言われているとは思っていなかった。罰ゲームだ。ドッキリだ。……人懐っこい先輩に無理やり付き…

【第二部モリモリ執筆中！】 「皆さんは召喚獣と言うお仕事を知っていますか？」 「かく言う僕は知りませんでした、へへ」 【短いあらすじ】 のんきな青年の召喚獣生活！日常七割、非…

『私の事連れてってよ』 一見問題ないように見えて、実はそうではない、どこか大事な部分が欠けている人たち。過程をすっ飛ばす猫のような女子大生アユハと、誰とも深く触れ合えないアラサ…

とある事情で自室に立てこもっていた福丸 然（ふくまる しかり）は、大変に高校生活を満喫していた。しかしその生活を脅かす幼馴染、隣人、クラスメイト、そんな周囲に巻き込まれて変に充実…

春、新学期に出会った彼女は、どことなく不思議な雰囲気をまとう無口な人だった。 休憩時間も一人で、本を読むか勉強をするかの二択。友達と話しているところは見たことがなかった。 そし…

「ねえ、違う夏を見せてあげようか？」 夏真っ盛りの時期、裏山に登って絵を描いていた神木ケイは、自分より年下の少女レイにそう声をかけられる。不思議な感覚に包まれて気を失い、目が覚め…

幽霊と電気は相性がいいらしい。そのせいで、奇妙な現象が起こる。 僕はサラリーマン時代に、エレベーターに閉じ込められてしまった。

ーあらすじ全文ー 魔王の手下で魔物であるロキは、国を乗っ取ろうと戦争を始めた魔王から隠れて、ひっそりと洞窟で暮らしていた。 魔力がある限り容姿が変わらず、寿命で死ぬ事がない…

学生の僕は帰り道に...

君が死んでしまったあの日から、僕は君のにおいで満たされている。 カクヨム甲子園ショート部門応募作品です。 よろしくお願いいたします。 追記（2024/10/08） カクヨム甲…

このエッセイは、終戦記念日を迎えるにあたり、戦争を知らない世代が感じる戦争の悲惨さと、無力な人々が犠牲となった現実について考えを綴ったものです。戦争の恐ろしさを忘れず、二度と同じ…

前回の蝉の恋の続編、人殺しになった僕が、刑務所から、出て来た所から始まる 僕、出てからの、僕の人生、ご覧下さい