「逆から」を含む小説

掃き溜めに鶴ということわざがあります。 ゴミ溜めの中に美しい鶴が舞い降りた、という感じの意味です。 逆に考えます。 掃き溜めを作れば、そこには鶴がやってくるのではないか。 とい…

これは結婚に興味がない男と結婚したい女が結婚してからの物語。 母から無理にお見合いをさせられている文月 緑は女性と付き合う事を苦手としている。 なので、お見合いは全て断っている…

水を浄化する力しか持っておらず魔女になれない主人公。 魔女である祖母から突然送られてきた種を育ててみたら、花からイケメンが生まれて――！ 花の化身・フロルという存在であるイケメン…

　完璧なイケメン弁護士人生を謳歌していた僕は刃物で刺されて死んでしまった。転生先では身体は巨大な化け物に変わり果て『魔王』が配下になれと脅してくる。勝ち組人生を謳歌していただけで…

勇者召喚に巻き込まれたと思ったら、俺は第一王女のペットになっていた。 何故そうなったのかといえば、勝手に巻き込み召喚しておきながら、俺は勇者じゃないとか、俺に与えられた使役師とい…

ひたむきヒロイン！……いや、ひたむきマイペースヒロインｓｗｗｗ 【ご注意！！】 　この物語は、群像劇の多視点、たまに、作者視点にぶっ飛ぶでございます。あらかじめ、ご理解とご妥協…

主人公デルは、ある日家を訪ねてきた珍しい服の男の子を助けた。それをきっかけに親に家を追い出された。意味もわからずただ悔しくてなくデルのもとに、一人の少女が現れ、残酷な世界の真実を…

『コバルト短編小説新人賞』【もう一歩の作品】 エイトビートの雨が降る。 鈍色の雲から漏れ出した粒が、教室の窓を——ポツン、——ポツン、——ポ、ポツンと叩いている。そう言う時分だ…

その日、確かに決戦はあった。世界を破滅に追いやりかけた邪悪な大神官グラヴァラ・ゴースの企みを暴いた勇者カイルと聖女ミリアとその他一同の勇者パーティーは、大神官の本拠地たる邪神殿に…

香澄静弥は、幼馴染で従姉妹の千歌子に嵌められて、異世界召喚されてすぐに魔の森に捨てられてしまった。しかし、静弥は森に捨てられたことを逆に人生をやり直すチャンスだと考え直した。誰も…

森でしめやかに行われていた葬儀に参列することになった通りすがりのわたし・アイギスローズは、異世界に転生をした前世持ちの王女。好きに生きようと決めて、魔法使いとしても剣士としても最…

俺の名前は秋本　岩太(あきもと　がんた)。 人より声が少し大きいのが特徴といえば特徴のどこにでもいる普通の高校2年生だ。 そんな俺には大親友と呼べる友がいる。その友の名前は夏川　…

ごく普通の人間界のすぐ隣にある「能力者の世界」。 その入り口は見つけてしまえば、手を伸ばすだけですぐに入れてしまう。 本来、人々はその世界に気付くことなく生活を続けていたはずなの…

　交易と異文化で栄える街にきた傭兵志願の青年レオニール。不遜な態度の彼に業を煮やしたギルドの主人は若い傭兵ヤアンに腕前を検めさせる。子供と油断しレオはヤアンの圧倒的な実力で敗北す…

絶世の美女。王国の誉れと言われる麗しき銀髪の女騎士、ドナテラ・ウィル・サンセット。 彼女は日々、その見た目の美しさばかりを愛し、褒めやそす者たちにうんざりしていた。 そしてあ…

山へハイキングに来た少年は、一緒に来ていた友人とはぐれてしまい、地図にも載っていない山道を彷徨っていた。 そんな時、突然大雨に降られて少年は山小屋に逃げ込む。 そこで彼を待ち受…

　地獄に落ちた「横島」は、意識のあるまま鬼に喰われる痛みと苦しみの中にいたが、そこで力をつけた「横島」は、逆に鬼を始末するようになっていき、苦痛だけの地獄の生活も少しづつ退屈にな…

　ボクは不老だけれど、不死じゃない。 　けれど人間たちはボクたち稀人を不老不死の化け物だと思い込んでいる。 　人間の死体に青く輝く石を埋め込んだ結果、生き返ってしまったのがボクた…

　エミリは、精霊神によって創造された天使だ。 　彼女に、精霊神より一つの「勤め」——つまり命令が下された。 「とある国の王が心を病んでいる。地上に降り、彼の心を救って王国を破滅か…

　双子である如月雪袮(きらさぎゆきね)と如月春袮(きらさぎはるね)は、同じ学校に通う高校二年生。姉の雪袮は物静か、妹の春袮は明るく、性格は真逆だが外見や趣味などは全く同じ。しかし…