「妄想」を含む小説

香鳴祐人さまの自主企画「同題異話SR -July- 『夏思いが咲く』」に参加させて頂きました。 今回は、非常に個人的な思い(まさしく私の夏思い)を、妄想の中に落とし込む形で書か…

「赤いものを追っていく」 そう、昼食のケチャップで左胸を汚した君は言う。いいから早く洗いなよ。 私たちは、「赤」を探して自転車をこぐ。ちょっぴりおどけた、夏の京都のラブストーリー…

主人公である匠は、職業小説家？であり３作目を執筆中だった、序盤を描き終えた直後「へたくそ」と声が聞こえた。 振り返ると自分より年下の女の子があぐらをかきながら宙に浮かんで笑ってい…

過去の日記や、よそで書いたものを未練たらしく掘り起こし、これは残しておこうと思ったものをここにまとめていきます。図書館の書架みたいなイメージです。 単なる自己満足のお気楽回顧趣…

深夜の妄想です。

1980年に生まれて、2000年に20歳になり、2020年に40歳になる。生きていれば。 その時代の話をする。

　2030年4月。夕暮れ時、鐘が打ち鳴らされる街、N県二色市|二色《にしき》町。 　古い歴史を持つ街の中学校で、ある日、小さな事件が起こる。 　妄想暴走少年、中二病の中学二年…

入学式、壇上の上にいる彼女を見た瞬間、僕は恋に落ちた……それは人生初の一目惚れだった。 　オタクの僕は現実を見る……綺麗可愛いだけじゃ好きにならない。 　嫁だって1話では出来…

アイヌ語で【夢を持つ】という意味のコロチニタ。 ノンフィクションの実話です。北海道の片田舎に育ち、幼い頃に普通ではない家庭環境の中で生きてきた私は、いつも妄想の世界に入り浸るよう…

よく晴れた日に、少女は隣の家の屋根に傘をさして立っていて、僕はそれをベランダから眺める。 ☆エブリスタにも掲載　三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第103回「傘」参加作品

幼い頃に遊んだはずのあの「少女」 夢に現れる「少女」 そして、電車で遭遇した「少女」 「少女」は果たして何者なのか。同一人物？ 他人の空似？ それともぼくの妄想か？

このお話は、私の頭の中の世界を描いた、なんの根拠もないだらだらした会話をそんまま作品にした しょうもない作品です。 登場人物は３人、さっちゃん、あっちゃん、ナレさんだけです。都市…

ｱﾊﾞﾘｽ目線の「こうだったらいいのになー」の物語です。いちエイジファンの妄想にお付き合いください。悪しからず。

エイジ目線の物語です。side:Wから読んでもらうと分かりやすいと思います。いちエイジファンの妄想にお付き合いください。悪しからず。

女王事件から時は過ぎて……。 正式にパークが開園し、多くの人々が足を運ぶ中、スタッフに復帰しいつも以上に仕事に熱を入れるカコ博士。 しかし、女王のことや過去の自分のことを心密かに…

認識と世界、妄想と現実、存在証明。そんなコンセプトで2017年夏に配布した掌編集。サイトからの転載です。

日照りが十三日間続けば… 雨が十三日間降り続いたならば… 昔からの忌まわしき仕来りが 今頃になって、顔を覗かせている…

戦争や戦場を描く方法はいくらもあるよ。 けれどもわたしは、それが『捩じ込まれる』とき。 どうしていいのか分らない