「一話一話が短編」を含む小説

この世界ではバレンタインデーの贈り物はチョコではなく鱚（キス）。 本命鱚、義理鱚……、様々な形で鱚は気になる相手に贈られる

幸福とは、物質的ではなく、心の豊かさに由来する。中学三年生の少年は、小学生の妹と強迫性障害を患う母の三人で暮らしていた。他の家庭と比べると彼の家は貧しかったが、その生活に不自由は…

どっかの女の戯れ言よりもつまらない話。

過去作の備忘録です。 一話完結型、纏めるのに作りました。 さんぽがてら、ゆるりと。

【誰のノベルか当てるゲーム】匣・手紙・朝焼け（共通お題プロットより創作） （2023初稿）

元勇者パーティーの魔術師は罪を犯し、処刑された。 誰も擁護できないほど罪を重ねたのは何故なのか。

「はっ……何言ってんですか？」 「いや、言ってたろ。ケツも胸もデカくて美人で、ヤりたいって酔って言ってただろ」 「い、いや、そうすけど……」 「課長の奥さんは、一ヵ月、前に……」

初恋の失恋ほど切なく強い成長はない。

春にまつわる短編集。 こちらではジャンルに拘らず発想力の鍛錬と練習を兼ねて書き連ねています。 １話1000～2000字程度。 各種お題はブレストマシンとchatGPTにて「春にま…

フォワードなのに試合ではシュートを打たない彼。 何故彼はシュートを打たないのか？

見渡す限りが宮廷文化の建築物。どこへ行っても耳に入るのは心地よい音楽。そこは音楽と美術の最先端の街。ある日、その街で3人の人物が出会った。医者、浮浪者、そして政治活動家の青年。3…

有り得ない、有ってはいけない未来のお話。 何かあった未来の野球。 ゲームの結末は、本塁打が決める。

宝石職人のわたしは、ある日友人のカンナに「宝石にしてほしい」と頼まれる。 宝石になる、それはこの街からの旅立ちを意味する言葉だった……。 ここではないどこかの、別れと向き合うふ…

過去作 ※この度天川様が開催されておりました、勝手に【天川賞】の天川の涙賞をいただきました。 https://kakuyomu.jp/users/amakawa808/news…

現代日本においてはかなり希少な職業、探偵。依頼のこない、暇な日常に彩りを持たせてくれたのは、ある日にどうでもいい依頼を持ち込んで以来仲良くなった、助手を称する人であった——。

最強の魔法少女「砂の魔女」は毎日サンドウィッチを食べないと死んでしまう。 だが、周辺の店ではサンドウィッチが全て売り切れであった。

短編その1です。 正義とは、所詮エゴの成れの果て。 だからこそ純粋で、透明で、それでいてどこまでも濁っている。 そんなお話です。

煤けた光属性の男と、光を纏った闇属性の男。 どうしたって終末を迎える、ふたりの話。 俺・紹廸と友人・サクラの男ふたりが、いろいろなシチュエーションでこの世界の終わりを迎える、パ…

セルフレイティングに残酷暴力描写ありとさせていただいていますが、まあ…多分そこまでだとは思います。

　師走と呼ばれる十二月、街を走る赤い影があった。 　その正体は伝説のスパイ、コードネーム『サンタクロース』である。 　重要な任務のために街を走る。 「カクヨムWeb小説短編賞…