「夫婦」を含む小説

草食アングラ森小説企画が面白そうなので書きました。仲良しな夫婦の話です。特定の身体の状態について差別的な意図はありません。

去年読んだ、夫婦について書かれたエッセイ本がとても好きになった。ほわっと書いてあるけど、現実的で素敵。 そんな感じに書いてみたくて練習していて。

「ああ、カザリアさん。それは飲まないほうがいいですよ？」 王妃候補の親友であり宮廷の花と誉めそやされていたカザリアが嫁いだのは、田舎領主ロウリエの元だった。 嫁いだその夜、ロ…

戦争を別々に経験し、やがて結ばれた三之助とタツ。 現代の人が思い描く『幸福』を他所に、自分達の『幸福』をマイペースに守っている、日常。 この作品は、『アルファポリス』『小説家に…

結婚した直後と今を比べて相手に対しての気持ちは変わらずですか？それとも・・・？ 本編登場人物の笑美（えみ）は結婚生活20年を過ぎて、自分の未来をふと考え始めた。 このまま結婚生活…

短い期間だったけれど、大切に使っていた茶碗が割れた。 これにはきっと、意味がある。 より深まったのは夫婦仲だけではなく、ある職人さんとの繋がりだった。 夫婦茶碗が２つ揃って割れた…

最愛が堕ちた楽園の端で君を待つ 呪うように焦がれた思いの先へ　この世は素敵な楽園となった近来のエデン 祈るように愛した先へ　ままならない戦いのなかに身を置いた三十年前のゲヘナ …

迫り来るコロナ感染 困難に立ち向かう新人ケアマネ 夫婦の絆と支え合う地域の温情 心温まるストーリー!

「この赤子は、将来『闇堕ち』すると予言された」 ひょんなことで死んでしまった女子大生ミツキは、もふもふ大狼を背もたれにしながら目覚めた。 しかし、素っ裸の赤ん坊が泣いている。なん…

この夫婦、価値観とか好みがまっったく違うのに何故か仲が良い！？ すれ違うふたりにはヒミツが・・・？

【ゆえに生まれた子どもは眼球を持たない。代わり、眼球が収まっているはずの空洞には無数のバクテリアの抜け殻がガラス玉のような塊となって埋まっている。薄水色に透き通るそれはこの世のも…

ある日。夜汽車に乗って嫁が家出した。 どこか鄙びた漁村にたどり着いたらしい彼女が、夫に宛てて書いた長い手紙。 そこに綴られていたのは、彼女の遠い過去を知る、とある男との再開の様子…

大型商談を控えるビジネスマンは格安ホテルに宿泊した。 けれどそこではゾンビがうようよするゾンビホテル！ 早くこのホテルから出なくては！　仕事が待っている！！ ↓前回の投稿↓…

「結婚しようかと思います」 あまり表情に出ない氷のメイドとして噂されるサラサの一言が家族団欒としていた空気をぶち壊した。 ただそれは田舎に戻って結婚相手を探すというだけのことだ…

日本のメーカーが開発した家庭用マルチコプター型人工知能搭載ロボット『ドローンくん』。 丸みを帯びた可愛らしい姿やAIらしからぬ人間臭さから、長く親しまれる製品となりました。 と…

桜が舞い散り花弁が積もる時、異常な現象が起こった。積もりに積もった桜の花びらが一斉に空をめがけて舞い上がったのだ。そこに現れたのはいるはずの無い… 初出SSG(ショートショート…

久瑠実と直樹は二人の夢に向かって着実に歩を進めていた。二人が最初に構想してから10年が経っていた。そこまで到達するにはいろいろな問題が立ちはだかっていた。

雪宮志乃が嫁いだのは、貿易を生業にしているという瀧川慶一郎という男だった。 女中なし、結納・祝言なし、盲目の祖母の世話あり。 そんな条件がある婚姻。 だが、妾腹の子である志乃…

　これからお話しするのは全て私が体験した実話となります。 　この出来事以来、私は呪われています。 　一人で抱え込むのは辛く、皆様にお話しして少しでも楽になろうと考えました。 …