「生きているとは」を含む小説

　いつも、心を閉ざしている君に。 　少しでも、君に笑って欲しくて。 　僕「たち」は、いい方法を思いついた。

短い話をいくつか投稿する短編集です。 SFだったり、ファンタジーだったりします。 変な話ばかりですが、実は我々が生きている世界の話なのかもしれません。

魔界は荒れ果て、砂漠地帯が広がる。それなのに、一輪の白い花が健気に咲いている。 ――なぜ、私は生きているのだろう。 世界は、何の能力を持たない人間が暮らす人間界 　　　　神とい…

生を感じたことはあるか。 恐らく生を感じたことがある人はみな、死を感じた人だろう。 僕も過去に死を感じ、今生きているという実感がある。 まだ死を感じたことがない人へ 死とはど…

今から５年前、新型ウイルス（CODIE-５２）の大流行によって、日本は人口の約２０％を失った。 特に持病を患っていた６５歳以上の高齢者は被害が深刻で、約５０％以上の方が帰らぬ人と…

とかくこの世は、男と女。もちつもたれつ、縁は異なもの味なもの。別れと出会いで、いい塩梅で生きている。そんな男と女の恋愛模様を思いつくままに、様々な形で言葉に綴った。 思いつくまま…

世界は広く、人々は様々に日常を生きている。 どんな世界にもありふれた、しかしこの世界にただ一つしかない、彼らの夜の話。

久しぶりの誰かが私の部屋に訪問してきた。 玄関の魚眼レンズを除くとそこにいたのは死んでしまった彼女だった。 なんで君がここにいるんだ。なんで生きているんだ。

Twitter殺伐百合投稿企画「殺伐感情戦線」投稿用、お題は「冷蔵庫」。

「君は化物を信じるかい？」 男は言う。その表情の奥に笑みを隠して、 まとまっていない髪の上に乗ったシルクハットを手にとって、眺めながら続けた。 「ま、今は応えなくてもいいさ。い…

世界のどこかにあって、どこにもない。 小さな村には妖精や魔女、魔物、人間、それ以外の何かがひっそりと暮らしていた。 ずっと昔から村から出ることなく生きている「僕」。 ずっと昔から…

【R-15】夜の街で生きる少年、霧島堺人。彼にはその道で生きるしか選択肢がなかった。幼い頃に粉々に粉砕された彼の人生。それでも彼が生きているのは、この復讐をどんなことをしても、必…

※完結しました。 長い間の応援に感謝致します。 本当に有難う御座いました。 〜佐賀宗介サイド〜 俺の名前は佐賀宗介（さがそうすけ）。 そこら辺の路傍の石の様な高校生。 俺には…

僕たちが見てきた物語は、全てつながっているとしたらどうだろうか？ 自殺する人、車にひかれる人、そのあとの行方は何処へやら。きっと別の世界で生きているのだろうか？ 抜け殻になった世…

独りで生きている人の独り言を、少しずつ、音から文字へと変化していく。同じ思いの人が見つかれば幸いです。 この話は、全てフィクションです。

人は誰もが仮面をつけて生きている―― 『愛』と『仮面』をテーマにした早河シリーズの恋愛短編集。 秘密で魅惑的な仮面舞踏会へ、ようこそ。

王子フリードリヒは、生母の身分の低さから王宮で居場所を失っていた。実の父である王からも捨て置かれた彼は、市井の人々や下働きの者に混じり、兄弟姉妹から邪険にされながらもたくましく生…

宇宙ステーション大地(マザー)の次のマスターは№135に決まった。 彼女は優秀な種子(シード)であったが、ナンバーが連番であるため生まれた時から隣同士であることを義務付けられてき…

『好きになるのは女の人でした』 LGBTQのひとつ、Lの人達の物語。 歳の差、法律、社会の目など様々な困難を彼女達はどう乗り越えるのか。 主人公:佐倉真弥(さくらまや)20歳レ…

〇登場人物 ・チャコさん…長年部室にいる、猫（語り手）。年齢不詳 ・初代メンヘラ製造機…文芸部の上皇。かつては伊達メガネでキメていた。4年 ・リバティ…部長。※山形屋に売っている…