「SF.ファンタジー」を含む小説

好きな時に気ままに短編小説をのせていこうと思いますぅ。

　彼女の名前はフランドール・マーブル。魂の器としての肉体を研究する魔法術士、“継ぎ接ぎのマーブル”の１７代目の当主だ。黒く艶やかに輝く髪と、眼窩と同じよどんだ薄茶色の瞳。そして一…

高校二年生の菅野奈々実は、ある日奇妙な本に呼び寄せられる。その本と接触した瞬間、違う次元との扉が開かれることになる。なぜ奈々実は呼び寄せられたのか。彼女に何を求められるのか。

PCを買ったおまけにもらったUSBを挿すと、デスクトップに小さなおじさんが棲み着いた。 私とおじさんの奇妙な同居生活が始まる。 SFよりはファンタジー寄りかもしれません。 エブ…

今から遠い未来。星に酸素は失われた。人々は通常の樹木の数十倍の酸素を生み出す「人口樹」を植え危機を脱した。 しかし、空は緑に失われた。 そんな地球でただ一つ空を見るためにはかの…

ジャパリパークに、隕石が落下した。 その隕石が発端で、セルリアンでもない未知の生命体が現れた。 未知の生命体の狙い、それは“星のかがやき”と呼ばれる目には見えない エネルギー…

島全体が歓楽街になっている不夜知島での徳治に訪れる少年時代最後の夏の物語

　春休みも終わりに近づき18才になったばかりの主人公は住ん でいた地球とは違う場所へ飛ばされた。 　そこで起こる様々な問題を振り回し破壊する主人公の物語が 始まる。 　ここが異世…

謀反人になった幼なじみを愛し、救おうとする地郷公安部員のマサキ。 テゥアータ人との関係が不穏になりつつある地郷（ちさと）を舞台に、彼の葛藤と悩み、そして、本当に守りたいものを守れ…

西暦2025年、無数の世界群に五つずつの相互通行ポータルゲートが出現。それから84年後、多世界交易都市という複数の世界間を結ぶ交易都市を中心に、各世界は空前絶後の繁栄を遂げていた…

別世界からこの世界へやってくる怪物たち。 その理由は分からないが、ただひとつ言えるのは、それらの存在は生物の危機であるということ。 特殊な能力を持った人間が、その怪物を倒すため…

終末世界の片隅で出会った、正義感と猜疑心の強い青年と、よその星から来たという星の王子様的な男の子の話。全二話予定 ※小説家になろうにも掲載中

遠い未来——完全な平和を実現した人類は数々の異星人との出逢いを果たし、銀河外から来襲する最後にして最大の脅威を迎え撃っていた。 ある日、惑星ソンに不思議な稚児が落下する。この出来…

誰の記憶にも残らず朽ち果てる事が死なのだとすれば、１ルームの中で既に彼は死んでいるのかも知れない。

　一年半前から地球では支配者が選ばれるようになった。 　とは言っても任命されるのは外国の大人ばかりで毎日の生活にはほとんど変わりがない。そのため、八王子に住む遠藤ケイスケはそれほ…

前作「霊はいつもそこにいる」の続編です。前作を読んでからでないと話の繋がりは分かりにくいと思いますが、二部を読むだけでも理解していただけるよう、拙い文章ではありますが精一杯書きま…

突然変異で人類は生涯で１度だけしか出産が出来なくなり、 その際は必ず≪双子≫を産むようになった未来。 15歳になるとそれまでの行いや知力、体力などを比較され 一方は兵士として、…

北に進むか、南に進むか、はてまたあべこべに進むか。 ふとした時に現れるバベルという不思議の国。 あらゆる人の眼から描かれる靄がかった国の曖昧な伝聞録。 さくっと読めるショートシ…

「画術」、それは創り上げたイメージを空間というキャンバスに描き出すこと。 その存在が有史以前から認知されている世界は、現代と呼ばれる時代において転換期を迎えていた。 2045年…

都立高校に通う”相川舞夜”は、自分に宿る『霊』（スピリット）という能力を持っている。しかし、彼女以外にもそれぞれ別の能力を持っている人間がおり、『霊』を利用して悪事をはたらく者と…