「連載中」を含む小説

　好きなことを見つけられない、する事のない退屈な日々。 　そんな自分に不満を抱いていた中学生の少女は、通っている学校の評価が急落していることを知り、危機感を抱いた。 　もしも何…

日常を惰性に過ごす主人公にある日メールが届く。それにより異形のものを呼び出してしまう。そこから、彼の刺激もなにもない生活は二重性を孕み、大きな変化を外にも内にももたらすことになる…

少女のような、ロボットのような、そんなような機械たちの日常。「連載中」になってますが、オムニバス作品なので各1話完結＆不定期追加です。

『西暦二〇九九年』――文明も社会も進化を止めた、『終末』後の世界。 子供たちは地下都市で、単調で無感動な毎日を送っていた。ある日、「冷凍睡眠」から目覚めたという、『前時代』を知…

大学生になるはずだったタスクは、不慮の事故でその命を散らしてしまった――ハズだった。 目が覚めたら、そこは謎の地下室。 そこに現れた美少女クラサとの問答から、彼女が造り上げたホ…

風が吹いた―― 「あの女は、おれのおもちゃだ」 ずぶ濡れだ。 髪の毛なんか、ぺたりとひたいに貼りついている。 「くだらねーことしてんじゃねーよ」 空気が凍った。 ちょっと…

平和で美しい、小さな村の浜辺に、一人の客人が流れ着いた。 村娘ミズハの目の前に、次々と浮かび上がる残酷な真実…。 知ることは恐怖、選ぶことは痛み、守ることは喜び。 潮の匂いと枝葉…

希少な宝玉を強奪すべく、樹海の集落に赴いた男。 そこには愛らしい巫女がいた。 めぐり逢うべくしてめぐり逢った宿命の二人。だが──　 殺し屋と巫女のすれ違いの物語。 　　※ 【注…

　いつものようにファミコンで遊んでいると、カセットケースの中に見たことのないソフトを発見した。ソフトの名は「マの男の者」。ゲームのスタートと共に、突如復活する魔王とそのシモベ、そ…

牧野智紀はある日、掃除中に教卓の中で手紙を発見した。中を見てみると、文通がしたいというものだった。好奇心から返事を出したところ、返事が来た。 本編は全て手紙のやりとりという形式…