「終わりじゃん」を含む小説

深夜一時半過ぎ。大学生の早河イツキ(20)は、居酒屋のバイト終わりに散歩がてら、いつもと違う道で帰宅していた。 【追記】 KAC2023より前に、別サイトにて掲載していた『深…

時は20XX年。 突如宇宙から飛来した巨大な金属球《スフィア》。それは大気圏突入後に分裂し、世界各国の首都上空に静止した。やがてそこからさらに小型の金属球が放出され、各国の首都…

俺は佐藤。先月始めたばかりの仕事にそろそろ疲労を感じてきている。 今日は二日酔いで、吐き気と頭痛を催しながら歩行者信号が青になるのを待っていた。信号機の灯が変わったのを確認し、足…

明治の終わりから大正の初めまで牢で過ごした彫り師の男が、自分が背に大作を施した男を回想する話。 草森ゆきさんの死別ブロマンス企画に寄せます。 原稿以外してなかったのでリハビリに…

傍観者が傍観を止め…小さな一歩を世界に刻む物語。 壮大なタイトル詐欺と内心の葛藤を描く赤裸々な独り言。 全俺が泣いた。 『酔った勢いって怖いデスよね？勢いで公開した、今は後悔…

死にたいと言うけれど、ホントに死にたいわけじゃあない。 ただ…ただ、終わりたいだけなんだぁ。 だからね、もし僕が死を選ぶなら…死に賭けたいくらい辛いことがあったんだねぇ。

夏の終わりに死ぬ話です。 自主企画『死別ブロマンスを書いてほしい』によせて書きました。

　私、相沢美波はこの度高校生！念願の都会暮らし、母の伝手でシェアハウスをすることに。荷物も恙なく運び終わり、今日合流予定のルームメイトさんとの挨拶までまだ時間がある。そう思い、我…

　それは突然の出来事だった。 　「いい？　あんたは今日から女子中学生と暮らすのよ！」 　俺、天敬紫皇(てんけいしおう)はその日のうちに家を追い出され新たな家へ向かう。 …

幻の 「カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト」応募作品 アカウント停止により、不本意ながら途中リタイアorz ※ネタバレ注意 応募用 「キャラクター設定」 ミナ …

リザレス王国。その国には精霊師という精霊を使役する者達が住まう国、平和が続くある日それは突然終わりを告げる。「僕の代わりに護ってくれっ」何故人々が死ななければいけなかったのか、「…

『小説家になろう』からです。 幼少の頃、虐待を受けていた男がいた。 だが、虐待をした親は男が中学の頃に死んだ。理由は通り魔に刺されたらしい。 男は喜んだ。だが、同時に気持ちの悪…

〝蜂櫛（ほうしつ）〟と呼ばれる街に住む苳河（とうか）と苓濘（れいねい）は、過去の遺物──〈史骸（しがい）〉を収集し塔で管理する〈記述師〉として日々を送っている。ふたりは「チャンス…

「死体埋めるの、手伝ってくれん？」 元カノ、殺しちゃってさ。そう告げる幼馴染の蓮に、柚は頷くことしか出来なかった。 大学生の柚は、昔から蓮の頼みを断れた試しがない。小さなことでも…

非常に心地が良いのはなぜだろう。 　僕はもう自由の身だな。 　生とか死とかそんな軽い次元にはいないのです。 　もっと大切なもので大事な人とつながれている快感。 　僕の人生に幕が下…

百年以上続いた終わりなき戦争を終結させた皇、ソウタ。 彼が希望した後宮では数多の種族から女人が集まり酒池肉林の宴が開かれていた。 政治的に深まる闇を、新人の女人が切っていく。 チ…

大学生の美月は、ある日の講義で男にトラウマを持つ静と仲良くなる。 二人で夏祭りに行った日、花火が打ち上がるなか美月は呟いた。 参加：カクヨム公式自主企画「百合小説」

試験が終わりホッと気持ちで帰路に就く俺と澪。そんな中、ある出来事によって急遽2人とも俺の家に行くことになってしまった。その時、清楚で物静かだと思っていた彼女が起こした行動とは………

女騎士が転生先で凄テクのじいさんに好き勝手やられてふにゃふにゃになる話。 全4話 ―――――――― 以前、なろうさんの方に上げてて、箸にも棒にもかからなかったヤツ 笑 読み…

９月の終わり、夏の残暑が消える頃。学校の屋上に１人佇む笠松葵さんは、僕にそう告げた。 「死ぬって、それは……っ」 　泡を食う僕のことなんか、笠松さんは気にしない。 　彼女はた…