「カルト」を含む小説

某カルト映画とは無関係です。

　高校生の片瀬徹はイジメられていた。毎日のイジメに必死に堪えていた彼の心の拠り所は、悪魔を召喚し復讐することだった。しかし、イジメはエスカレートしていき、誤って徹は廃病院の屋上か…

国土の周りを城壁で囲まれた"城塞国"、カリト。閉鎖的なその国の中部、首都であるトルプで陸軍に従事する唯一の少女兵リーアはある晩、一人の少女を保護する。家出同然で逃げ出してきたとい…

文明と隔離された独自の文化や価値観を形成するとあるカルト村に生まれた主人公は、ある日、村の外の世界に興味を抱く。 主人公は村の外の情報を得ようと、とある巫女に接触する。その出会い…

晴れて恋人同士となった諒輔と理紗は、諒輔の父の結婚式に出席するため沖縄の離島を訪れる。隣の島では、日本初の本格ジャングルリゾートと称して大規模な開発が進んでおり、建設賛成派と反対…

本格推理作家、飛鳥部勝則の全長編レビュー。 同人誌「Ａｉｒｍｙｓ 非実在探偵小説研究会 １号」に寄稿したもの。一部注釈と前書き＆後書きを加えております。

（※この作品は、木古おうみさんの作品「キラーズ・トリップ・ロワイヤル」の二次創作です。この作品に関する一切の権利は木古おうみさんに帰属します） 大量殺人者が「キラーズ」として転…

左ストレートでなんでも解決！ 進め！我らの石原ソンシ！ 流石は俺だ！ いぇすだね。

殺した彼女が、無言のまま私を見つめている。 時を止めたように動かず、ただ私に無音の呪いをかける。 私は彼女が訴える通りに動く。それが夢か現かも分からぬまま。

「最後まで読み通せない本がある」尚人はそんな噂を耳にして、その本を探すべく、険しい坂の上にある図書館へと通うことになる。急すぎて登り切れない坂道の途中で立ちはだかるのは、砂糖菓子…

性癖:洗脳ならやっぱりカルトだよね！！！！！ とある宗教施設で洗脳された人たちのお話。 描写のいくらかが変わったら察してください。

『自分の娘をカルト宗教から救い出してくれ』という依頼を受け、俺こと私立探偵の乾宗十郎は、ある宗教施設に潜入した。 そこは教祖の教えを絶対とする、まあそうした宗教にありがちな団体な…

中世ヨーロッパの時代（設定は曖昧）のとあるお金持ちのお嬢さま、アリサ。 誰もが一目を置く美貌の持ち主の十二歳の淑女。残念なことに、頭はとても悪い。 下民出身の使用人、カルトはそん…

一九九九年、七月。『竜崎千鶴』は殺された。 黒魔女と呼ばれる彼女を殺したのは、彩音、涼子、塩田、ゆき、水橋の五人だ。 彼女の祟りなのか呪いなのか、共犯者たちは次々と怪死していく。…

　平行宇宙の隙間で、意識ある無人情報戦闘実験艦と記憶を失った猫型ロボが出会った事から物語は始まる。 「量子論的に予知は操作である」という理論を主軸にして、全ての時間・空間・物語宇…

80年代後半、とあるカルト宗教を信じる家庭に生まれた「わたし」。 コミュニケーションを苦手とし、他人と社会に怯えながら生きてきた彼は、やがて独自の境地「砂漠」へと行き着く。 実…

モチベーションを見失って休筆中の字書きがあれこれ語ります。 旧エッセイはこちら https://kakuyomu.jp/works/1177354054888337877

「目は口ほどに物を言う」なんて言葉がありますが、全く物を言わない目、あるいは何を言っているのか読み取れない目があるとしたらそれはそれで怖ろしいものなのだと思います。アイコンタクト…

平成７年３月２０日。東京。 巨大カルト宗教団体により「地下鉄サリン事件」が引き起こされた。 被害者数　３千人以上。 一国の首都に化学兵器がばら撒かれた、人類史上例のない惨事は、…

「人を殺した時の罪悪感？　罪の意識だあ？　笑えるぜ。そんな言葉はなあぁ、私達の世界には無い。人間、ブッ殺すつーのなら、大した事ねーだろうがよおぉ。買い物行くとか散歩するのと大差ね…