「船」を含む小説

宇宙船を舞台にした歌物語。下の句は読んでみてのお楽しみデス。 成平未来男（なりひら　みきお）…25歳。運送会社の契約社員。好きなもの、短歌。

バサード・ラムジェット宇宙船に引っかかる宇宙のゴミを巡るドラマ。 レトロフューチャーな世界観に抒情性あふれるSF掌編小説のオムニバス。 Twitterに書かれた140文字以内の…

幼き王を運ぶ船。 そこで起こったことは…… はたして真実なのか。 日記と書簡だけで織り成されるファンタジックミステリー。 　 『簡潔明瞭。それが一番だ』――（ディゴール将軍）…

「はんれぇい！」　楚の威王に向かって飛んだ勾践六世の孫、越王無彊の首が、宙にあって范蠡の名を声に出した。 　春秋末期、呉越の戦いを制した越王勾践は、江蘇琅琊に遷都した。琅琊は中…

　尚家の若君・把栩（はく）は海船で大海を渡り、所領に益をもたらしてきた。 　長い航海を終えて所領の都・伊都に戻った把栩。姉への思慕を抑え、伊都の街区をその海上から見やるが・・・港…

川真田貴晴は徳島に住む高校一年生。幼馴染の典恵と紬と園芸部の活動中、トルナ星サワヒ王国からやって来たという異星人三姉妹に出会う。長女の純美子、次女の大里、三女の千花。日本人みたい…

　人類が宇宙へ進出し、各惑星に移民していき、そこから更に様々な技術が発展していく中で、男という人種が極端に少なくなっていった。 　そして現在、宇宙に居る総人口6000億の中でた…

しなやかな身体、長い尻尾、漆黒と濃茶色と白のコントラストも美しく、食事のあとは顔を洗い、怒ると尻尾が膨れ上がり、臭い時にはフレーメンもする。そんなどこにでもいる様な三毛猫「まる」…

完結済！とある島の祠祭りにみんなで向かう途中に船が座礁してしまい。 島では次々と人が殺されてしまう。 　島中が停電し、避難先の公民館でも、また殺人が……。 　ホールでは、突然明…

陸地が文明と共に海底に没した世界。人々は船を住処として海上生活をしていた。 冬海は十一歳の少女。父親の入日、弟の冬馬との三人暮らし。 ある嵐の過ぎ去った夜、冬海は意識の無いまま漂…

宇宙船事業が活発化し、経済がかつてとは比較にならないほどに発展した地球。 貿易の中心地と化したそこは、魔術、超科学、怪人、怪獣となんでもアリの様相を呈していた。 それらの巻き起こ…

天正12年3月23日（1584年5月3日）、肥前島原に向かう九州北部の覇者龍造寺軍４万人、対する島津軍はわずか３千人。同盟の有馬晴信の軍５千人を加えても龍造寺軍の５分の１に過ぎず…

　オレオの販売が終了する、という報道があったのは2016年の2月だった。理由は販売会社と、製品のブランドを所有している会社との間の契約の終了だという話だった。しかしそれは表向きの…

たとえ技術が進歩しようと、人間ばかりは進歩しない。 近未来の、あるいは宇宙の、とにかく科学を飛び越えた場所で、どこまでも人間の殻を破れない人々の短編集。 ※長編執筆中のため、更新…

あらすじ 地球が寒冷化を迎える頃、人類の多くは生活圏を宇宙に移していた。 北極も南極も氷に閉ざされて、全球凍結の未来が見え始めた地球で、残された人類は少ない資源を求めて争ってい…

零細編集プロダクションに勤める牧野真樹(まきの・まき)はある日、会社の先輩である近江匡(おうみ・おみ)からとある失踪者の話を聞かされる。 その失踪者は、クルーズ客船サングローリー…

トマス・クリャビヤ、「偉大な祖国」が生んだ宇宙飛行士。 この世界で二番目に宇宙に出て、地球の周りを飛んでいた。ところが大気圏突入に失敗し、彼は「火道（ひどう）」と呼ばれる火の灯台…

成層圏までしか飛べない飛空船を操る宇宙海賊、デブリ回収業者、トランスポーター、牧師に鎮圧屋・・・・ｅｔｅ 自身が子供の時に読んだＳＦ作品や漫画、果てはプラモデルまで、さまざまなも…

　宇宙歴三百八十二年。 　人類は、枯渇した地球を捨て、スペースコロニーや惑星に移り住んでいた。 　そんな中、宇宙船ブラックレオパード号に乗り込んだ船長ラドラム・船医マリリン・操縦…

　西暦２０＊＊年。大銀河・太陽系第三惑星・地球 　世界の空に、近代の黒船。巨大宇宙船が前触れもなく飛来。一方的な開国ならぬ、戒告の同意を通告。 　逆らおうにも、圧倒的な科学力…