「#店」を含む小説

【KAC20231】 いつの間にか、住んでいるマンションの最上階がカフェになっていた。 店主はハンサムボブカットの十六歳の三白眼の女の子で、店は彼女の学校が終わった放課後から開店…

男が近所の本屋に数年ぶりに行くと、閉店の張り紙がしてあった。彼も普段はネット通販を利用している。町の小さな本屋なんて廃れる運命なのだ。 今日、買いたいマンガがあったのにとがっか…

　ある日、穂積ナナは一軒の本屋を見つけた。 　古びた風情の不思議な本屋には彼女好みな本が並び、彼女は夢中になって買い漁った。 　常連となったナナだが、気づけば憎からず思う店主の謎…

「KAC2023」第1回、お題「本屋」参加作品です。

オカルト趣味のボクが通う本屋は領土を治める伯爵が経営する本屋。 そこはちょっと不思議な場所で……。

そこは楽しさを提供するお店 今夜もお客様がやってきました。

［KAC］お題「本屋」 猫獣人の少年、シャノ。 貴重な本を探しに、魔導書の専門店へと向かいます。 果たして、そこで見たものは……？ ^. .^ 一切推敲、誤字脱字確認で…

KAC20231作品です。誰が何と言おうと！ 下剋上本望屋さん。777文字。 それは、理想の相手と自分を重ね、冷静に比較し、足りない部分を別のもので補うか、そのまま伸ばす勇気を与…

ショッピングモールの一角にあるブックカフェ。その店長である矢部は、売り上げ不振に苦しんでいる。 KAC2023参加作品です。 第1回お題「本屋」

両親を亡くし、仕事にも意味を見いだせなくなった男は、意味もなく日々を生きていた。 それは死んでいないだけで、何の色もない日々だった。 そんな時ふらっと立ち寄った、見るからに古ぼけ…

シャッター街と化した商店街の一角に、こじんまりするしたブックカフェがある。古い紙の匂いとコーヒーの香りが充満した店内は、特に賑わっているわけでもなく穏やかな時間が過ぎていた。

　大小さまざまな本が棚に押し込められ、収まりきらない分は床に積み上げられ。そんな本の森と化した本屋の、古めかしいドアベルが鳴る。客がやってきたようだ。 　この店にやってくる客は、…

【KAC20231「本屋」参加作品】 いつも通りかかるはずの路地裏に、見知らぬ店を見かけた経験はないだろうか？ そんな店を見かけた時はご注意を。 特にそれが本屋だった場合、あな…

古書店の親父さんから教えてもらった、ちょっとだけロマンチックな実話。 「庭にはいつも、ちよろずの落ち葉」出張版。 KAC2023 第1回お題「本屋」参加作品です。

小さな森のそばの小さな本屋さん。 近くに大きい本屋さんができて、お店のおじいさんはさみしそう。 そんなときやってきた小さな男の子。 男の子は毎日一冊ずつ、本を買っていきました。 …

語り手が話す、駅前の寂れた本屋がお気に入りの理由。

東京都台東区蔵前—— 商業施設や町工場がひしめく大通りから一本裏の筋を入ったところ、 昔ながらの寺社仏閣が鎮座する一角に、 時代から取り残されたような佇まいの古書店が、 今日もひ…

カクヨム誕生祭2023参加作です。 お題：「本屋」 代々続く小さな古本屋……開いてるのかもよくわからず通りすぎるひとが多いこの店では時々おかしなことが起こる。 　今日はそのうち…

黒づくめの少女が町の一角で見つけた見覚えのない建物は本屋のようだった。 しかし、書かれている言語はまるで読めないものばかりで……。

「フミくん、本貸して！」――そこは、シャッターだらけの店が立ち並ぶ商店街・あさがお通りにある、「やんほしか」 読書が大好きな歩乃花は、「やんほしか」二代目店長の幼馴染・文のもとへ…