「百合（ガールズラブ）」を含む小説

まるで分かっていない。私があなたのかがり火であっただけで、あなたが私のかがり火であった瞬間なんて一度もなかった。空しさだけを詰め込んだ心の苦しみを、離別を悲しめない悲しみを、耐え…

マスクをしてあんまり似合ってない黒縁メガネを掛けたお下げの女の子。 名前も学年もクラスも知らない、いつの間にか部室にいる彼女を私は幽霊ちゃんと呼んでいた。 これは本が好きで、他…

依頼を請けて魔物を倒しながら、チョコレートの材料をパーティーメンバーと集める少女たち。 ところが、調理スキルの壊滅的な最年長メンバーが、自分もチョコレートを作りたいと言い出して―…

　朝学校に着くと、昨日飛び降り自殺した人からの告白の手紙が入っていたはなし。

Vtuberとしての活動が軌道に乗ってきた「麗詩かれん」。彼女を取り巻く環境は、一夜にして一変する――！　架空の姿をめぐって、少女たちの想いが交錯する。真実の愛の在り処は、すぐそ…

高校の卒業式で告白してできた恋人、京子に半年でフラれた私はキレた。必ず京子に復讐してやると誓った。めちゃくちゃいい女になって今度こそ私なしでいられないくらい惚れさせてからフってや…

あの子はただのクラスメイト。でも、あの日からは大事な友達。それ以上は望まない？　望みたい！　望めない…… そんな中で二人に芽生えた大事なコト。 じれったいコト。 それは一番大切…

あらすじ 美大生の葵は寮で同室のレイに恋をしていた。 でもレイは天才彫刻家と呼ばれるほどの才能の持ち主で、凡才である自分との差から想いを伝えられず悩む葵。 しかし彫刻を作る以外は…

瑠々と璃々は遺伝子で繋がれないかわりに体を分かち合う

少し未来のお話です。

初めて百合小説を書きました。 感想いただけたら嬉しいです。 2023.06.26若干改稿しました。 【あらすじ】 親友で恋人のアキと暮らす琴音。 自分を溺愛する彼女に、感謝の気…

※言を食む（げんをはむ） 　約束を破る。うそをつく。 ＊ わたしたちが大人になる頃にはきっと、同性婚だってできるようになっているだろうから。 その約束は叶わない。 世界が嘘を…

これは私の想いを綴った彼女への恋文。

百合小説短編集。 純愛から泥沼まで幅広く百合を描きたい。

社会人、31歳の樹里は気まぐれに訪れたカフェの店員に一目惚れをした。毎回心が通じ合い、相手のデレを感じているのに、それでも〇〇回フラれてしまう女。何回フラれるかは読者様の反響によ…

女の人が出てくるまでに時間がかかります。ガラケー時代に書いてものなので、不快な表現もあるかもしれません。週間ランク155位（2023.06.19）

女の子同士で愛し合う二人の物語を柔らかできらきらして少し切ない短編オムニバス形式でお送りします。週一くらいの更新になるかと思いますが、どうかよろしくお願いします。

なんてことないどこにでもあるワンシーンのスケッチ。公式自主企画に先駆けて試しに書いてみたもの。

家出した少女は森で魔女に拾われる。

【深淵の魔女】……この名は大陸で知らぬ者が居ないくらいに有名な異名であった。冒険者として最高峰のランク、Sランクとして活動したり、時にはドラゴンを単独で討伐、国同士の争いに介入し…