「怖いよー!!」を含む小説

「私」には悪い趣味がある。新しい知人ができると、怖い話はないかと尋ねてしまうのだ。 そんな「私」の元に集まる話は、なぜかオレンジ色のミミズクにまつわる話ばかりだった。そんな創作…

大学の夏休み、私はキャバクラで働いた。 そこで席に着いた、あるお客さんが私に奇妙で奇怪な話をしてくれた。 それは現代の暗黒に満ちた残酷な幻想譚。

ＳＮＳで仲良くなった女友達が同棲している彼氏から、酷いＤＶを受けているらしい。 私の家の家賃を折半してくれる事を条件に、私は彼女を匿う事にした。 その子の彼氏は、毎日数十件を超…

……人の悪意はゾクゾクする程、面白いなあ。 私、雨月アリナの趣味はアクセサリー集めだ。 私は怪異が視える。 けれども、自分以外の人間の除霊が出来ない。 自分以外の不幸もど…

とあるネットの掲示板にてジャンルを問わず怖い話を収集するスレが立った。これはそのスレをもとにいくらか編集をほどこしたものだ。筆者はその信憑性について保証しない。

「ぼくの顔を押し込めて、その上に新しい顔を描いてさ。心まで別人になってしまう気がするんだ。この顔はぼくのものだけど、ぼくじゃない……。なんか………こうして見つめていると、この白塗…

生きていれば大人に成長していく。 心身に障がいや病気、症状がなければ働くこともできる。性的な体験も。行きたかったバーも。 あなたのじんせいが、また小説になっていく。

娘がいなくなった……。 挙動不審の娘婿。 そして、甘夏の木の下で見つけた、何かを埋めた跡……。

商社勤務会社員による、日常雑談系ゆるホラー。一話完結型の短編シリーズです。 僕「外村」は、ある日何気なく隣の席の同僚事務「小内」に話しかける。小内は大人しい女性社員で、あまり彼女…

チキンでビビりな人間は、普通の生活が大変なんだよなぁ……(遠い目)

怖いものっておもろいかも

学期末のあるある、書いてみました。最後「えっ…！」ってなる怖い？お話です。

執筆当時のメモより。 「愛に生きる人生があるのなら、憎しみに生きる人生があってもいい。それを肯定的に描くとすると、どうなるだろうか、と考えつつ、書きました」。 　もう十数年前に…

久々に故郷へ帰ってきた若者、麻里絵。麻里絵は、奇妙な体験をしていき、やがてひとつの真実にたどり着いた…。麻里絵は生きて帰ることはできるのか！？

カクヨムとYoutubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」がコラボして、ブッコローを題材にした二次創作小説コンテストが行われることになった。 告知動画内で賞と景品を決める流れ…

基本的に各話完結。一番多いのは帝国妖異対策局の話。ツインテ少女とアンドロイド、そして鬼娘の三人が帝都の怪異に立ち向かいます。 ♪ 恋愛・ちょっとH系の話にはタイトルに❤が付き…

「ある条件の怪談を七つ集めると消えてしまう」。そんな都市伝説の条件を満たしてしまった僕は、視線のようなものを感じるようになる……

「髪染めたんだね」 「ああ」「どうして髪染めたの？」 「お前なんでって……、昨日お前が……」 僕の隣の席に座る金髪から黒髪に染めたヤンキーＪＫ・清水さんは声が少しずつ小さくなり、…

　駅前ビルの中の本屋さん、と言えば聞こえはいいが、寂れた駅の前に建つ、同じく寂れたビルのテナントの一つ、と言えばなんとなくイメージが付くだろうか。 　“とまり書房”はそういう、小…

日々を研究室で過ごす僕の家族とも言える、カメレオンのモルが、僕のうっかりで居なくなってしまった。 探すためには外に出なければならない、でも、外に出るのは怖い。 引きこもりの研究者…