「救いなんかねぇよ」を含む小説

株を大当てし、調子に乗りまくったままトラックにはねられた天才女子大生『私』。 けれど次に目を覚ました時、彼女は生前プレイした乙女ゲームの世界に転生していた。 ただしモブの暗殺者（…

何故、俺は生きているんだ…… “ あの時 ”救われたと思ったのに……

高校1年生の尾上奏多は、幼馴染で親友、そして初恋の人である有森千聖から「彼氏できた」という報告を受ける。 悲しみに暮れる奏多はある日、千聖の絶対に見てはいけない秘密を覗き見し、気…

善悪の境界線が曖昧になった近未来の日本。 過去の記憶を失くした翔は、帰るべき家もなく夜の公園を彷徨っていた。そんな時、一人の天使のような子供に出会う。 ひょんなことからトラブル…

世界が崩壊するような危機が迫っているのか！？→NO 俺には特殊な力があるのか！？→NO 元の世界には帰れるのか！？→NO せっかく異世界に来たのにないない尽くしの男子高校生【東…

仮想世界とAI……その技術は軍事利用や風俗での利用を通して、世間により親密なものとなった。 そして2040年、インターネットにつなげられるPCを持っていれば誰でもオンラインゲーム…

のらりくらりと国からの要請を躱していた勇者ガーネットに対し、ついに王命が下る。 その内容は、「魔王を倒してこい」との勇者にとってはこれまた至極当然な話ではあるものの……。 彼自…

　24年前に起こった事件をきっかけに、世界中で超能力者の存在が明らかになった。 　2099年現在、進歩した科学によって超能力の研究が行われ、理解が深まってきている。 　科学と超能…

真っ暗な中を一人で帰るのは危険なので友達に応援を頼んだ。 「ずっと見えない誰かにつけられてる気がして怖いんだよね」 「そうだね、ところで君の声は聞こえるんだけど、どこにいるんだい…

何を生きても楽しくない。何をしても空っぽな人生。男は、救いを求めていた。暗い海のネットの渦に。見ず知らずの誰かの声に。哀れ哀れと泣いていながら。

かつて神々に願いを乞い、彼等の奇跡を賜り繁栄を遂げた神聖皇国ハワグ。 人間の暮らす常世（ルゥヴィエ）と神の住まう彼岸世（ユグァラ）、二つの世界が存在する神秘の在処として栄えるこ…

自分はいつの間にか孤絶の中に取り残されていると感ずるが然し何にせよ其処から出でるには時が過ぎ去るのを待つ他無い。救われようとするその日まで。

それが起きたのは突然だった。 空白で、無情で、非道で、絶望的な脱出率0％の迷路で何一つ取り柄のない15歳の少年たちは戦った。 そこにはいるが、いざ居なくなっても誰も困らないそ…

高校二年に進級したその日、白杉巴は三人の未来人に出会う。 「あなたを救いに未来から来ました」 そう宣言する三人は――互いが未来人だと知ると記憶と人格が吹き飛ぶという。 白杉巴…

いつも頭痛に悩まされていて自殺すら考えてしまう考　哲科（かんがえ　てつか）。頭痛がひどすぎるといつもの大人しい性格が豹変し、性欲が強くなるという性質がある。だが、頭痛と性欲を抑え…

｢お父さん！どうして！｣ ここはどこなの？ これは、地球と幻の星との狭間に生きる1人の少年の物語

異世界・アルファトリアに転生したアスカは炎に愛されたフェルノ国の王子・ホムラと出会う。心を通わせるうち、魔人との戦いに苦 しむホムラを救いたいと思うアスカ。転生時に得た不死鳥の力…

「書きたいもの」を見失った小説家のアレンは、休暇のために訪れた田舎町の教会で弔う人のいない合同墓の手入れをする青年、ディディに出会う。 襟の高いシャツに首元に巻かれたスカーフ、ほ…

この村では村人全員が人を呪える。しかし、村は平和でみんな幸せ。その理由を、久しぶりに村に帰ってきた記者が暴く。 この短編小説は、僕が書いているダーク百合短編集『夕喰に昏い百合を…