「短編 幻想」を含む小説

地元の神社のお祭りで披露される稚児舞に、一緒に舞手として参加していたことがある幼馴染の少女、美織と桜。 桜はまた美織と一緒に踊りたいと願っているのに、美織はなぜかそんな桜にそっけ…

「先生はさ、私のこと好き？」　かつての教え子『彼女』の言葉が現実と夢が交錯する幻想世界へ誘う。高校卒業を控え、未来への希望が薄れていく中で、彼女は生きる意味をかつての恩師『私』に…

退屈で孤独なアカシアの木と、青い鳩の御伽噺。

頭の中に確かに存在するその世界で、それでもそこが夢だと言うなら形にすれば良いだけの事。 「どうしました？」 「ここでは、あなたの願いが何でも叶います」 24時間営業の水族館に…

アボカド（Avocado、学名：Persea americana）とは、クスノキ科ワニナシ属の常緑高木およびその果実。和名はワニナシ（鰐梨）。果実は栄養価が高く高カロリーで、「森…

ホテルの一室で目覚めた私は、自分の記憶が無いことに気づく。 そして迷宮のようなそのリゾートホテルは、人の姿も見えず外は霧のように曇りどこなのかも分からない。 カクヨム「カクヨム…

※2023年第一回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテスト第一次選考通過作品。 〝幻視する癖〟があったのだった。現実に存在しないもの、実在しないものがあたかもそこにいるように…

詩です

偶然覗いた生配信サイト。配信していたのはなんと片想い中の同級生。特徴的な声と口調、そして性格。すぐに彼女であると確信した。 彼女はいつも通り、リスナーにポチと名付けたり、サル扱…

旅人は、道に迷って山奥の民宿にたどり着く。そこの主人は、旅人が山で体験したことを言い当てる。もしかすると、この旅は・・・

とある山奥にある田舎村で、名家のお屋敷に女中として奉公していた十九歳の鈴（すず）は、近隣ダム決壊の水害に巻き込まれ、命を落としかける。 しかし、目を覚ますとそこは神やあやかし達…

中学生の頃に執筆した短編小説です。 あらゆる点で未熟ですが、岐阜県文芸祭のホームページでは少し読みづらいと感じたので、あらたにカクヨムで掲載することにしました。 ※著作権は岐阜…

　片眼鏡を掛けた不思議な御人、「ニシキさん」。気ままに人の世を楽しみ、気ままに誰かと交流する隠栖者の、一夏の交遊録。 　現の世界と異なる世界とを逍遥し、時に同伴させてくれる同行…

#文披31題 に参加の140文字の読み切り掌編小説を、のんびり収録します。 7/1-31までの31話になります。（かくよむへの収録は時差があります） 綺想編纂館　朧様@Ficti…

深夜に文脈とか何も考えず脳裏に浮かんだ言葉をそのまま打ち付けただけの品。 意味は全然分からなくても良いんだ、意味はないけどただ残しておきたいだけで。 (※この作品は不定期です)

南国の打ち捨てられた庭園を舞台にした、熱帯ゴシック百合小説。 庭園にある崩れかけた図書館を管理する私は、黒髪の少女と暮らしている。 しかしある朝彼女は、「しばらくここを離れること…

朗読会用に書き溜めている詩。80〜2000文字のものをまとめています。届けたい気持ち、夢の続き、決意に告白。官能的要素もほんのり取り入れて。

「あなたは孤独ですか？」 ある日、私は奇妙な男と出会った。 「どうでしょう、私と＜御友達＞になりません？」 その日を境に、私の中で少しずつ何かが変わっていく。