「短編 純文学」を含む小説

ハルはベネチアへとやって来た。 姉であるフユを探すために。

リアルでは会話ができない。スマホのチャットを通してでしか、コミュニケーションが取れない。一体、なぜ僕らはそうなってしまったのか。顔を隠し、怯えながら、それでも寄り添う子供たちを描…

ノスタルジーだったり、センチメンタルだったり。 夏の終わりを感じたくて書いたお話です。 揺れたのは、心。影。或いはひまわり。それとも。

「『うちは選択子無しですから〜』って言う人、いるじゃない？　子供がいない人生を選びました、とか偉そうに言う人。あれ、変な話だなって思うんだよね。だって、子供がいる状態を経験したこ…

人間誰しも思い出したくない記憶を持っていることでしょう。私も、あなたも。 それはふとした時に脳内に現れて、人生を放棄したくなるほどの不安、恥、恐怖を呼び起こします。 この作品はそ…

子供を叱れば、子供は泣く。すると、事情も知らぬ人に、虐待じゃないかと通報される。かといって、子供の機嫌をとり、甘やかせば、わがままなお姫様が育つだけ。 もう一度、子供を愛するた…

※自サイト「ハノカイレ」（https://www.hanokaire.com/）にも同じ作品を置いています。

　スーパーで猫探しの貼り紙を見つけたぼく。その猫には見覚えがある気がする。思い出すかもしれないからと、善良なぼくはチラシを撮影して、家で見返した。 　見れば見るほど、知っている気…

中学時代からの親友、桜に告白されたレナ。 しかし、レナは自分をエイリアンだと思っていた。 2022年2月執筆

友人の書きかけの原稿は、彼の思想を綴った、小説とは言い難いものだった。友人がその筆で語る事とは...？ １０年以上前に書き上げ、己の恥部だと思いお蔵入りにしていた小品(短編小説)…

アメブロで「歩くアイアンマン」というタイトルで10年以上続けていたブログから抜粋します。内容は千差万別で多岐亡羊ですが？全て事実です。よろしく御覧じろ！

妻に先立たれた男性が、生きたいと思うことと、生きてはいけないと思うことの間にある。その中で自らの命についても限りを知る。

この頃、侯爵令嬢レティーシャ・プレスコットには大きな悩みがある。それは、毎日のように嫌がらせをしてくる男爵令嬢のことだった。　 毎日必ずレティーシャを転ばせて微笑む男爵令嬢エミリ…

普通のコンビニ店員と、普通ではない1人のお客さんとの、空へと混じって消えゆくような物語。 初投稿です。

LINEで誤字して思い付いた作品。 客観的に見てわかりにくいので解説をつけてます。 小説なんて、わかりにくくても楽しければいいと思ってます。

どこか懐かしい日常、どこか不思議な非日常。 そんな世界のどこかで起きている物語を集めました。 一話完結です。

　志花は小説を書いている。あるいは、小説みたいなものを。 　それは、高校時代からの話だ。僕が文芸部ではじめて出会ったときから、それは今でも続いている。彼女が意味を見いだせるのは、…

夢を追う彼と、横を歩く彼女のある日のことです。

《最後のニュースです。》 小惑星探査機のデータを基に小惑星ケレスの軌道を正確に計算したところ、一時間後に衝突することがわかりました。国民の皆さまはご自宅のシェルターを使用するか、…

ある男がいた。男はある女を許さないと言う。その理由は──。