「冬」を含む小説

私達には、忘れられない人がいる。 これは、冬桜の下で出会った、３人の桜のお語。 温厚な優季 誰にでも、優しい葵 女の子にだけ優しい咲哉 ３人の桜だけが知っている裏の顔。…

ある日、突然世界中の人々が3つ能力を選び魔物と戦うことになった地球で運動をすることが大好きな少年【暁冬馬】は、選んだ3つのスキルと偶々見つけた迷宮で強くなっていく。そして最終的に…

【完結済み】恋人関係にある男女二人が雪降りしきる街へ旅するお話。 雪の降る温泉街を中心とした、優しく甘くも、情緒的で、叙情的な空気感が多い雰囲気の物語になっています。 ※現在完…

2006年に書いた作品の転載。 ある日の帰り道。 ふと♪きらり　銀色～♪と歌が口をついて出たとき、どっかで聞いたメロディだな、と。 よくよく考えると一青窈さんの「ハナミズキ」そっ…

当たったところで300円。自虐的な思いを抱きながら 夏と冬に宝くじを買い続ける男が手にしたものとは!? ※某地方新聞入選作品

「俺は魔王と結婚する」――勇者の宣言に世界、震撼！ 　冒険の旅をともに歩んだ王女、聖女、魔女にはそれぞれ抱えた想いがあり、心中穏やかではない！ 　かくて、世界はヤミに包まれる…

バスを待つ。挨拶を交わす。ただそれだけの時間。

木之下享〈きのしたとおる〉高校二年、16才。 特殊な家庭環境ではあるものの両親、義妹（同い年・違う学校・ブラコン）と仲も良い。 中学の頃から付き合っている彼女がいる。 享は普段…

彼は名前の通り“春”であり、私は名前の通り“冬”だった。 それでも優しいあなたは私を包み込んで温かくしてくれる。 それは誰しもが普通に手に入れられる事。でも、私には難しい事だった…

虹には本物も偽物もなく、ただ光の屈折の度合が違うだけ……。夏の終わりにそれを教えてくれたのは隣の席に座っていた同級生。自分と違い、平穏で理想的な青春をおくっている模範生だった……。

最後のドラゴンの死によって、千年の平和を享受してきたファランティア王国は戦火に飲まれ、一人残された竜騎士は家族の裏切りにあいながらも託された使命のため旅立つ。二つの軸を複数視点で…

ある冬の日。 間橋 杏香（まばしきょうか）の営む花屋に、中学時代の同級生、倉科 大和（くらしなやまと）がやってきました。 プロポーズの為に花束を用意して欲しいという大和に対し、淡…

【2022年6月24日（金）MF文庫Jより発売！】 「旅は一人に限る」が信条の高校生、月島海人。好きな時間に好きな場所へ──効率よく計画通りに進められる魅力に惹かれ、バイト代を…

みんな春が好きだというけど、私は春が嫌い。 それは、好きと言えないままの終わった恋があるから。 でも、ある冬の日に、もう会えないと思っていた『彼』が会いに来てくれた。 それは…

　宮内黎人は二十歳の冬に公園で自棄酒を飲み、泥酔して眠り込んだ。結果として凍死したが、偶然に偶然が重なり地球と似て非なる世界に召喚された。 　剣、魔法、スキル、蔓延る魔物。小説に…

東京の夜に現れる七つの大罪の名を冠する巨大迷宮。 『顔のない男〈ノーフェイス〉』と呼ばれる人物と 自身の願いを叶えることを条件に一人に一つ渡される 宝具と呼ばれる武器を使い白と黒…

駅で高齢者が線路に落ちた。その現場に中学校の教頭がいたのではないかと話題になり……

ある夏のこと。故郷へ帰省した青年・市岡達郎（いちおかたつろう）は、総鎮守の裏にある林の中に荒れ果てた稲荷社の祠を見つける。 余りに気の毒だと簡単に掃除してやったものの、供物がない…

宏哉は小中高校通して、学年の人気者。サッカーも勉強も歌もできる。そのうえ、ルックスもよかった。順風満帆の人生で、高校2年のとき、サッカー生命を断たれる膝の大怪我を負った。失意の中…