「気持ちだけでも」を含む小説

　「思いやり」の定義とはなんだろうか。どんな時に「思いやり」という気持ちを抱くのだろうか。 　そんなことをミニエッセイとして書いてみました。

　とある高校には裏山には桜の名所があり、その中に一本だけある青い桜の木の下で祈ると願いが叶うという「青い桜のおまじない」があった。 　そんな噂が流れる高校に通う稲生には、一つ秘密…

ずっと一緒にいる幼馴染の男女。女の子には、ある能力が。ずっと気付かなかったお互いへの気持ちはいつ気付くのか？きゅんきゅんストーリー。 ※他の投稿サイトにも投稿しております。

桜坂高校に通う高校生2年生葉月 紀咲(はづき きさき)は放送部で部員と仲良く話しながら日々を過ごしていた。高校2年の夏休み、葉月は同じ部活にいる浅利 陽斗 (あさり はると)に恋…

小さい頃からずっと幽霊や心霊現象といったオカルトを嫌い、人とあまり深く関わろうとし続けなかった少年、初風深夏（はつかぜみなつ）。 そんな深夏はある日、菫（すみれ）と…

「冬の約束、春の花束」は、ユウキとマイの切なくも美しい恋物語です。東京の雪降る冬の日から始まるこの物語は、二人の若き大学生が織りなす、季節の変わり目に花開く愛を描きます。 ユウ…

温かい気持ちになれる、お仕事系短編です。お気軽に読めます。

「勇者の剣を見に行く旅行に出かけるぞ！」 「いやいやいやいや！　僕、受験生なんだけど！」 　兄から唐突にこう言われ連れ出された時はどうしたものかと思った。 　——口車に乗って一度…

　ニコは15歳の少女だ。図書館で育ったから読書が大好きの、小さな人殺し。理屈っぽくて、少しだけ死にたがり屋で、そしてレナトスである。レナトスはその血を以って、世界にはびこるクリー…

普通の高校生活。 始まりは予定通りだった。 ちょっとしたキッカケ。ちょっとした勇気。 ほんの些細なキッカケは僕の人生を変えていく。 どこにでもある出来事に偶然出会えた物語。 …

気持ちの悪いほど雲一つない空に近い学校の屋上。ボクは彼女と話をした。ただそれだけだ。ボクはきっと呪われている。説明はできない。けれども、ボクはこれから一生。同じことを繰り返すだろ…

よどんでいる。 くすぶった気持ちが。 ずっと、続いていて。 泣きたくても。 涙が出ない。 そんな私を。 誰も振り返ってはくれない。 こんなに。 叫んでいるのに。 誰も。…

卒業式のリハーサル中、アードルフ殿下は私ユリアーネを指差し、婚約破棄宣言をした。しかもそれもリハーサルだという。頭を抱える私に、宰相補佐官のテオバルト様は、殿下には相応しくないと…

ご迷惑をお掛けしますが、再投稿させていただきました。 最後まで、読んでいただけたら嬉しいです。 ※セカンドパートナーのお話になります。苦手な方はご遠慮下さい※ ※side桜餅…

葵が小学５年のとき引っ越してきたスミレ荘の隣には、小説家志望の貴志が住んでいた。葵は困っているときに助けてくれた貴志のことを好きになるが、貴志は９歳も年上。おまけにコンテストに落…

とある東の小国に、ふたりの男児が産まれた。子はその国の皇子となる子どもだった。その時代、双子が産まれることは縁起の悪いこととされていた。そのうえ、先に生まれた兄の額には一本の角が…

日常の中には、ふと心温まる優しい時間があります。 そんな気持ちになれるような話を描きました。

人を愛するが故に不幸になる、そんな女性たちのお話しです。 舞台は、メタバースが一般化した、今から30年ぐらい先。 では、開幕です。 ※いつもは15,00文字前後の短編を書いてる…

幼馴染みに気持ちを伝えようバイクで東京へ向かった昇は、途中で年上の女性と出会う。 翌日、想いが届かず傷心のまま昇は帰路に着くが、途中、雨に降られて足止めされてしまった。 そこへ、…

自分の読んでみたい話を紡いでいます。 こんな童話があっても良いのではないかなという気持ちです。