「短編 夜」を含む小説

白神山地には人狼たちの里がある。 満月の夜、演奏会は開かれた。 藤光様の【三題噺の競作】「歌謡曲」「三十六計逃げるにしかず」「天井」に参加させていただきました。 企画URL…

疲労困憊で中二病な男が遂にやらかす。

　短編。ただ、それだけ。

　無気力な女子高生・佐々木穂花のもとに、ある朝、一通の手紙が届く。差出人として書かれていたのは、元アイドルの俳優・野中遊助の名前だった。穂花と遊助の手紙にそれぞれ込められた想いと…

マジで猫が夜に喧嘩してたという話です。

古びたバーとその常連客を襲った、ひと夜の小さな怪異怪異譚。

　題名は「エル・ドラゴン・マーロ」と読みます（※スペイン語で「悪龍」の意）。 　とある「走り出す」がお題の短編コンテスト応募作にして、〝エルピラ・サイクル（作品群）〟の一つ、下…

毎月一短編　二月 どれだけ広くても、閉じ込められている。 「海」と「夜」という、なんとなく思いついた世界から、話を広げました。

瑞々しくて、若々しい、希望に満ち溢れた二十歳の頃。私は日が燦々と降り注ぐ、西海岸の港町にいた。 忘れることのできない、海を隔てた先の相手との恋のはじまり。

「電車に乗って、遠くに行こうよ。地球が沈むところを見よう」 「ふたりで？」 「そう。ふたりで」 　その日は特に予定が入っていなかったし、悪くない提案だった。麻実はうなずいて、二人…

ショートショートの新たな進化系小説 短い文章で綴る物語は驚きの連続？かも 夜美神威のショートショート ネオSSの傑作選vol１

「安曇理工科大学の人々」、中嶌B4期2月頃のお話（のつもり）。 他の話と繋がってないので、これだけ単品で読んでいただいて大丈夫です。 登場人物紹介： https://kakuy…

バレンタイン たぶん2月の中で1番華やかでみんなの気持ちが高鳴る日、そんな日が明日に迫る日の夜、主人公の真依はバレンタイン用のお菓子を作っていたら、幼馴染で片想いしてる真矢が来て…

清少納言が書いた枕草子。春は明け方が美しく、夏は夜、秋は夕暮れが美しい。そして冬は朝が美しいという有名なフレーズがあります。そんな各季節の美しい時間に恋が進展したら、というテーマ…

死に場所を探して、夜の道を歩いていた。 まるでこれまでの人生みたいに、行く宛もなくフラフラと。 そんな場所で、彼が私の人生に「.」を打ってくれた。

短編ラブコメです！ バレンタインデーの夜に。

文具屋の引き戸が「悪い私」と「良い私」を分断してくれてしまった！ 肉体を奪った悪い私は、これまた悪い少年と出会い、夜が更けていく街を抜け出して――。

部屋の窓の向こうに棲み付いた「ソレ」と、部屋の住人「光流」、そして住人の彼女「優女子」との間に起こった奇妙な物語。 独特の世界観、かも知れません。 「光流の部屋」は、ある夜の筆…

一白界談 三十五話

魔王を倒し、人類の宝である聖杯を取り戻した勇者フェリクスは三人の仲間とともに凱旋した。 シナデトヒ王国に聖杯を返還し、その日の夜に行なわれた祝勝会でフェリクスは毒を盛られた。 失…