「いいこと」を含む小説

いきなり結婚、そのあと放置！ 夫の愛を手に入れるためにホビット族のユーリアンは立ち上がった！ そうだ、夫が寝言でいっていたハンバーガーとポテトフライを作ろう！　けど、それってなに…

まあ特に何もないんですよ。本当に。

誰も文句を言ってこないのをいいことに好き放題やるという、そういう話。

　全ての事象に意味を求めがちな主人公・山田は、意味の無いことを追求する西塔の行動が理解できなかった。 　理解できないというのは控えめな表現で、もっと言ってしまえば理解する気がそも…

「もっと良い死に方をしてみませんか？」 ブラック企業に勤めて数か月、身も心もボロボロになった青年が橋から飛び降りようとしたとき、謎の女性が声をかけてきた。 何もいいことがなか…

　高校の授業についていけず成績がイマイチな主人公：秋月楓は留年の危機に瀕していた。先生、親との三者面談中に提案されたのは、学校がLGBTへの理解をアピールするために2年生からスカ…

当たり前だけど人間関係ってムズイじゃん？ 「あいつはこういうやつだ」っていうレッテル貼られて、 新しい環境に馴染んだら馴染んだで”自分”を壊せない だから集中しなきゃいけない ”…

いいこと、悪いこと。わからないから。自分で見つけないといけない。

疲れ果てた 都会で独り 今まで何もいいことなかった なんにも…… 気付いたら私は電車に乗っていた 行先はもう決まっていた 30年ぶりか…… ※夏の怪談の一つとして書いたものです…

俺（楯野）　元魔王軍四天王　自分の世界に帰りたい。生存に影響するため能力のほとんどは召喚魔法陣の中に封印されている。穴の近くなら若干使えるし、魔力を感じることができるので穴が近い…

聖マライア修道院――大陸から少し距離のある離島に建つそこは、断罪された悪役令嬢が追放されるのにうってつけの場所だった。 それをいいことに、大陸にある国々は追放した悪役令嬢をこぞっ…

週に一度、私は先輩を待つために、誰もいない教室で寝たフリをする。 「未奈ちゃん起きてる？」 委員会が終わった先輩は、小さな声で私が寝ていないことを確認すると……。 ——頭の上に…

これは英雄譚でもないし、ダークヒーローでもない――悪者がただ悪者でい続ける話。 『悪者』である俺は、ただ悪者でいればよい。人を苦しめ、殺し、ポイントを稼ぐことで、願いを一つ叶える…

　ある日、妙な夢を見た。 　女神様のようなその人から、頼みもしないのに能力を押し付けられる。 　それは、あたしが触った人のところへ、運命の相手を訪れさせる能力だという。 　ほと…

ミスって後戻りできなくさせたかわいこちゃん(雄)に対する罪悪感と欲望に翻弄される哀れな男の物語です。高みの見物を決め込んでごゆっくりお楽しみください。 あと、まだ見ぬ我が子に翻…

いやなおもいでの詩を書きためていたところから、短歌だけよけました。 日記のようなものです。 いいことなさすぎて笑えますね。 仕事も。 生活も。 人間関係も。 体調も。

時は、まぁ、割と近未来。 ゾンビとは似て異なる菌類『人形菌』によって起きたパンデミックは僕らの日常をいともたやすく壊しつくした。 それから三年……いや、二年と半分ぐらいだったかな…

今年２５歳になる梨乃は、コンサートの帰りに、占い師に出くわす。「なるべくいいことだけを信じなさい」と言われたが、再度次の日に同じ場所にいくと占い師はいなかった。そこで、梨乃は過去…

__こんな運命なら出会わなければよかった__ 誰だって知りたくない、あるいは知らない方が良かった、なんてことがあるのでは無いか。 知られてしまったら、知ってしまったら 見えない何…