
「お題で詠もう!カクヨム短歌賞」、全4回のうち今回は第2回です!
短歌に興味はあるけどきっかけがない……!という方は、ぜひ本企画を足掛かりに「短歌」に取り組んでみてください。
「お題で詠もう!カクヨム短歌賞」とは?
① 毎週木曜日にお題を発表
② 次の木曜日までに、お題に即した短歌を「カクヨム短歌賞 1首部門」に応募
※エピソード本文内に【お題で詠もう!カクヨム短歌賞】の文字を入れてください。
③ トリが気になった短歌をコメントつきでご紹介
※対象は「第2回カクヨム短歌賞【ナツガタリ'26】」の「1首部門」です。「10首連作部門」は対象外なのでご注意ください。
※トリのコメントは、選考とは関係ありません。
今回のお題
「窓」
窓から見えるものはさまざま。窓に切り取られた景色は、窓越しではない景色とは一風変わった風情があるものです。
どのような施設や場所の窓なのか、というのも気になるポイント。
今回は、そんな「窓」をテーマにした短歌を募集します。
▼「カクヨム短歌賞」への応募方法・応募要項はこちら kakuyomu.jp
短歌コラム② ~短歌と小説の違い~
「カクヨム」は、書くも読むも小説が主流のサイトです。
「短歌ってどんなものなんだろう?」と思っている人も多いはず。
このコーナーではお題企画に合わせて、実に1000年以上の歴史を持つ「短歌」「和歌」というこの形式について、かんたんに解説をしていきます。
ぜひ参考にして、短歌という不思議でおもしろいジャンルに目を向けてみてください!
短歌と小説はどう違う?
もちろん、最大の違いは文字数です。
小説は何千字、何万字と言葉を積み重ねて物語を紡ぎますが、短歌は「57577」の計31音。
小説が映像だとすれば短歌は写真である、と考えるとわかりやすいかもしれません。
加えて、短歌は決まったリズムがある「韻文」ですが、小説は「散文」です。
小説を書くときに「ここは初句で、このままだと字余りになってしまう……」と気にすることはありませんよね。
「決まったリズムのなかでどのような表現をするか」という制約こそが、短歌ならではの特徴と言えるでしょう。
このあたりはパッと思いつくところですが、そのほかにも重要な違いはいくつかあります。
ここでは、短歌の「ノンフィクション性」についてご紹介します。
短歌に書かれているのは、本当のこと?
なかにはノンフィクション小説のような例外もありますが、小説とは基本的にフィクション(架空の物語)です。
異世界への転生や閉ざされた洋館での密室殺人を、現実の出来事だと思って心配する読者はまずいません。
同様に、セリフ以外の地の文において「わたしは~と思った」と書かれていたとして、その「わたし」を作者自身のことだと見なすことはないでしょう。
物語の主人公による、一人称視点の独白だと考えるのが自然です。
では、短歌の場合はどうでしょうか。
さまざまな説や立場がありますが、短歌において「わたしは~と思った」と書かれていた場合、それは「作者自身のこと(実体験や作者の心情)」として受け取られる傾向があるのです。
小説であれば可能な「こういう人物がいて、こういう世界で」という記述が、短歌ではできない。
だからこそ、短歌に付属する唯一の情報である「作者名」が作品に関連づけて読まれるのだ……という風にも、もしかしたら説明できるかもしれません。
いずれにせよ短歌がこのように「ノンフィクション性」を伴う詩型だというのは、歌を作るときの前提に置いておくとよいでしょう。
あくまでそういった傾向や慣習があるというだけで、「そう作らなければ/読まなければならない」というものではありません。
短歌とは自由なもの。ぜひ「カクヨム短歌賞」をきっかけに、おもしろいと思う作り方にチャレンジしてみていただければ幸いです。
いろんなスタイルを試してみるとおもしろそう!
「第2回カクヨム短歌賞」は9/8(火)まで応募受付中。
お題でのご応募も、お題以外でのご応募も、心よりお待ちしております!!
▼前回の「お題で詠もう!カクヨム短歌賞」


