俺の知ってる魔法少女となんか違うんだが(褒め言葉)

非常に爽快感あふれる話でつい時間を忘れて読んでしまいます。

文章で見せるというよりは、考えるな。感じろ。の精神で読むと非常に楽しいです。この言葉、どこかで聞いたことあるぞ?何だっけ?と思うものもいくつかありました。あまりありすぎると微妙になってしまいますが、適度にちりばめてあるので思わず笑みがこぼれてしまいます。

そしてなんといっても、主人公が逆に魔法少女にしてくれと言ってくる序盤からもうおかしい。そして武器は己の拳。男口調のせいか、たまに主人公を男だと勘違いしてしまうこともありましたw
個人的に一つの武器にこだわる主人公は好きです。特に拳。

最後に個人的な批評としては、

序盤の展開がいきなりすぎて主人公の見えない部分がまだあったと感じました。あとあとこういう人間なんだと読んでいけばわかってきますが、
どうして引きこもっていたのかとか、
どうして男口調なのかとか、
世に言う普通の女子高生の中では異彩を放っています。個性的です。
だからそういうバックグラウンドをすっぽかしてほんの数行でいきなり魔法少女になってしまったので少し気になりました。もちろん作者様が狙ってやったことなら問題ないかと思います。

*私の書いている作品でも偶然ミズキという女の子が登場するので、その違いが面白いですw(作者の特権)。

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