カウントXX◇時よ止まれ


◇ ◆ ◇


 ――放課後、○×駅で待つ。5時までに必ず来るように。


 昼前に逸可から届いたメッセージの内容をもう一度確かめ、思わず苦笑いを漏らす。まるで果し合いか何かの呼び出しのようだ。

 でもその苦笑いもそう長くは続かなかった。

 メールを閉じて改めて確認したその時間は、約束の時間が間近に迫っていることを告げる。待ち合わせ場所はもうすぐ目の前に見えていた。

 たくさんの人ごみを呑み込んで、同じくらいの人の塊を吐き出している駅の改札。電車のブレーキ音がすぐ傍まで聞こえている。今この時間帯は、1日を終える学生の姿が目立つ気がした。自分もきっとその中に、溶け込んでいるのだろう。


 一歩踏み出すその度に、足がひどく重たく感じた。鼓動が速まるのを感じ、内臓が冷えていくような錯覚に僅かに吐き気がこみ上げる。

 この場所を訪れたのは、あの日以来だ。佳音が死んだ――あの日以来。

 電車通学をやめ高校も徒歩圏内で行ける場所を選んだ。ここに近づかないよう、逃げるように。いつも頭の片隅にはひっかかっていたくせに、いざ真正面から向き合うことは避けてきた。砂月と逸可に出会うまで。

 逸可からこの駅を指定された時点で、薄々予感はしていた。勘付いていた。逸可と砂月が何か僕に隠れてしていたこと。

 そして多分それが、何なのかも。


「篤人」


 呼ばれる声に、振り返る。改札を越えた階段の手前にふたりは並んで立って居た。僕を待っていたようだ。

 いつの間にそんな仲良くなったんだろう、こそこそと僕を除け者にして。あんな事件があった後だし、ちょっと寂しいじゃないか。


「ここから先は…篤人に聞かないと、行けない。2年前の、現場へ」


 砂月の口から零れたセリフにやっぱりかと思う。

 不意打ちとまではいかないけれど、いろいろと準備が足りないのも事実だった。主に心の準備がだけど。

 僕はなんとか笑みの形だけ作って、ふたりに促されるまま歩き出した。


「…その日…お前も現場に居たのか?」


 並んで歩く隣りで逸可が訊ねた。その日がいつを指しているのか、言われなくてもわかる。佳音が死んだ日。

 僕は階段を一歩ずつ下りながら、顔は見ずに答える。


「…うん、居たよ。僕はあの日まで毎日、佳音と一緒にこの駅を利用していた。家も近所で部活も同じで…登下校はいつも一緒だった。僕たちは、ずっと。ずっと一緒だと、思っていた。あの日、ここで佳音だけがいなくなるまでは」


 あの日は佳音が急に先に帰るって言いだして…ひどく胸騒ぎがしたのを覚えてる。だから僕も、少し遅れて追いかけた。

 最近佳音の様子がおかしいことには気付いていた。だけどその内きっと、話してくれると思っていた。そうやって僕らは歩んできたから。

 けっきょくその理由を最後まで佳音の口からは聞けなかったけれど。

 あの日も、今日と同じように人の多い時間帯で…追いついた駅のホームで僕は、佳音の姿を見つけた。佳音はいつもと同じ場所に居たからすぐに分かった。

 この階段を下りながら、その背中を追いかけて。何度か名前を呼んだけれど、喧噪にかき消されて届いていないようだった。

 佳音は電車を待つ列の一番前に居て、電車の到着するアナウンスが聞こえていた。そのアナウンスにひかれるように、佳音が微かに顔を上げた。

 佳音がその時、どんな顔をしていたのか。なにを考えていたのか。僕にはきっと分からない。分からないことだと、思っていた。

 行き交う人が多くて、人並みにその姿が途切れそうになる中、だけどその隙間で佳音の体が線路内に吸い込まれていくのを、僕は見ていた。

 ゆっくりとその体が傾いて、線路に吸い込まれていくのを。

 ムダだと分かっていたけれど、それでも伸ばした手の先で、佳音は。


「その時僕は…願ったんだ。望んだんだ。止まってくれって。今すぐ時間を、止めてくれって。…僕がこの力を手に入れたのはその時からだった」


 駅の構内にはやはり制服姿の学生で溢れていた。あの日もそうだ。日が傾きかけて一日を終わらせようとしている。

 やがて目的の地点で立ち止まる。顔は上げられない。僕の前に逸可と砂月が並んで立った。

 アナウンスや雑踏、反対車線の電車の音。すべてが遠ざかる。


「お前の願いを叶えることにした」


 逸可の声だけが、この場を支配しているような錯覚がした。すべての音をかき消して、凛と響く声。

 少しだけ視線を上げると、砂月の長い黒髪が風に揺れていた。


「篤人の一番戻りたかった時間に…あなたを送るわ。だから、行ってきて」


 その顔を見ることができない。自分が今どんな顔をしているのかを知られるのがこわかった。自分でも分からない。だけどきっととんでもなく、情けない顔をしているだろう。

 砂月に出会って、逸可と実験して、過去も未来も変えられると知った。

 望んでいたはずだ。あの日の真実を、そして――


「…僕の意思確認は、してもらえないのかな」

「今さらだ。だってお前は2年前から…ずっと、望んできたんだろ。彼女を救うのを」


 相変わらずすべて見透かしたような逸可の口調。僕が言葉にできずにいることを、逸可はあっさりと口にする。

 不思議ではあるけれど、当事者である僕に拒否権はないようだった。そうすると腹を括るしかない状況だけが残る。

 わかっている。一番最初、このふたりに出会った時、僕がそう望んだんだ。その時はこんなことになるとは夢にも思っていなかったけれど。

 ようやく顔を上げるとすぐ目の前に逸可と、それから僅かに目を赤くした砂月が居た。腕を伸ばせば触れられるほどの距離で、僕らは向い合っている。だけど今はどうしたって、僕から触れることは憚られた。

 逸可が僕の目を見据えて口を開く。最終確認のようなその口ぶりは、ひどく慎重なものだった。


「たかが6秒間でも、そこで何かを変えた時点でそこから未来は大きく変わる。極端なこと言えば、俺たちの関係だって無かったことになるかもしれない」


 その言葉の意味をすぐには呑み込めなくて、僕は首を少し傾げる。

 逸可と砂月の間ではその推察は既に同意の上のようで、ついていけていないのは僕ひとりだけのようだった。


「さっきの話を聞く限りだと、お前のその力を得たのが彼女を救えなかった瞬間を引鉄ひきがねとするものなら…彼女が生きる未来に、その力は必要ないものだ」

「……そっか」


 そうか。この力は…あの時の僕の願いの権化なんだ。

 時よ止まれと願った僕の。


「それにもっと言えば単純な可能性として、もし彼女を救い彼女と生きる未来があったなら…過去のお前の選択肢も変わるだろう。例えばお前が彼女と一緒に別の高校に進学していたとしたら、俺たちがあの学園で出会うことはない」


 逸可の説明になるほどと納得する。

 相変わらず逸可の推測は鋭くて、感心せずにはいられない。2年前の僕の第一志望は別の高校だったのだ。

 僕が僕の望みを叶えたら――僕たちの出会いが、無かったことになる。

 だけど、どうしてそれを僕だけに問うのだろう。僕たちの出逢いは、僕だけのものではないはずだ。


「ふたりは…それで、いいの」

「お前のことだ。お前が決めればいい」


 ――嘘だ。違うでしょう?

 思わず拳に力がはいる。

 どうしてそんな、一方的なんだ。


「少しでも情報の精度を上げる為に時間も合わせる。前と同じように俺がお前の手を掴むから、お前もしっかり跳べよ」


 逸可の言葉を合図とするように、砂月が右手でそっとホームの壁に触れた。おそらく細かい時間や場所は過去の記事か何かで調べてあったんだろう。もう僕の方など見ていない。

 僕らの脇を喧噪が行き交い、すれ違う人たちが一瞬だけ怪訝そうな視線を向けすぐに逸らして去っていく。他人に無関心なありふれた雑踏。だけどここだけまるで別の空間のようだった。

 逸可がメガネをはずし、胸ポケットに押し込む。

 アナウンスが電車の到着を告げていた。黄色い線の内側に僕らは居る。

 だけどこの線は一体どっちのだろう。

 遠くで警笛。警告の音。脳裏に火花がまるで散る。


 砂月が小さく言葉を漏らした。おそらく隣りに居た逸可に。

 どうして、僕の方は見ないの。

 そこはまるでふたりの世界だ。


「記憶も、なくなってしまうのよね」

「そうだろうな。全部無かったことになる…それだけだ」


 ふたりの視界にまるで僕は映っていないようにも思えた。僕の居ないたった数時間で、ふたりの間に何か見えない繋がりを感じて胸が拗れる。だけどそれはおそらく、僕の為の。ふたりが支払った代償のようにも思えた。

 僕は無言でただ見守った。

 その光景が、残像のように胸をく。このホームに、この場所に。かつて僕と佳音は一緒に居た。飽きることなく同じ時間を過ごして、誰にも何にも侵せないと、そんなバカなことを本気で思っていた、14歳の僕。

 僕らの世界なんてどこにもなかった。

 どうして僕はちゃんと、佳音の言葉を、聞いてあげられなかったんだろう。どうして、最後まで――


「6秒後…あたし達は赤の他人になってるのかしら」

「かもな。篤人が居て俺たちの関係もあったようなものだ。篤人がいなかったら一生関わることはないだろうよ」


 不思議だけれど砂月の胸の内の、小さなカウントダウンが聞こえた気がした。決意と覚悟を刻む音。

 僕が佳音から引き継いで、そして砂月にも伝えたその小さな儀式は。

 いったい誰の、誰の為のものだったんだろう。

 その、6秒間は。


「せいせいするだろ」

「…そうね」

「…っと、かわいくねー女」

「でも」


 視界の端でそっとふたりが手をとりあった。指先からゆっくりと、境界が夕日に解ける。その光景に胸がざわついた。

 これから起こることへの不安か、それとも。失うことへの恐怖か。

 僕がこれから失うのは、過去と未来、どっちだろう。

 

「やっぱり、寂しい。だからこの胸の痛みだけは、残しておいてと願うことにする」


 伏せられた長い睫が影を帯びる。夕日色に染まる儚げな輪郭。

 もしもこの光景が僕の見る砂月の最後の瞬間だとしたら…なんだかちょっと、できすぎてるなと思った。

 ゆっくりと瞼を押し上げた砂月が、まっすぐ僕を見つめる。

その瞳が大きく揺れて、そこに映る僕の姿も揺れて。僕が何か言おうとするより先に、砂月が笑ったから。僕には何も言えなくなってしまった。


「ありがとう、篤人」


 一度だけ伏せた砂月の瞼の隙間から、揺れる僕が零れ落ちたのとほぼ同時に、逸可の手が僕の手を掴んだ。

 ぐん、と強く引っ張られる感覚。

 そして僕は無意識に、カウントダウンをしていた。


――6


 一瞬の浮遊感の後、足の裏に地面の感触。相変わらず慣れない突然のそれに平衡感覚が保てずに体がよろける。行き交う人波に弾き出されるように壁に手をついた。

 視線を上げると、さっきまでと同じ光景が目の前にあった。だけど違和感を体の感覚が訴える。さっきまでとはことを。

 ざわめく喧噪の波に押し潰されそうになりながらも視界を巡らせた。

 心は決まっていなくても、それでも理解した。ここがきちんと、僕が望んだ過去であると。


――5


 雑踏の中、その姿を探す。視界で溢れる人影に吐き気がした。足が、震える。

 僕はどうしたい?

 必死にいま胸の内にあるものを掻き集める。

 僕は…僕は――


――4


 視界にその姿を映したとき、心臓が大きく鳴った。

 少し離れたその列に、その姿を見つけることができた。記憶の中にある最後の瞬間よりも、ずっと近く。手を伸ばせば届く距離。

 逸可と砂月は、ちゃんと僕をここへ送ってくれた。

 佳音を失う前の、この時間へ。


「…佳音」


――3


 僕の落とした呟きはあまりにも小さくて、喧噪に呑み込まれた。佳音は僕に気付かない。僕と佳音を阻む人の壁は僅かひとりかふたりだ。

 いま、手を、伸ばせば。救える未来が、そこに。


「――佳音!」


 聞こえたのは僕の声だった。だけど、僕じゃない。

 その声に佳音が俯いていた顔を上げ、視線を向けたその先を僕も追う。そこには階段を駆け下りてくる僕の姿があった。佳音を救えなかった、2年前の僕の姿が。

 あの時…僕の声は、佳音に届いていたんだ。


「篤人」


 佳音が、小さく零した。

 2年ぶりに聞いた佳音の声だった。


――2


 視界が溢れる。涙で眩む。

 溺れる、その横顔。僕が知りたいと願った最期の瞬間。その目は僕に向けられていた。僕の名前を呼んでくれた。


「なんて顔してるのよ、バカね」


 笑っていた。

 それが佳音の最期だった。


 次の瞬間、ホーム内へと空気の塊が押し寄せてくる。

 甲高く鳴るブレーキ音が世界を、すべてを引き裂いて。

 僕はその先を見ることができなかった。

 カウントダウンは終わっていた。


 引き戻される感覚に身構えていた僕は、その違和感に瞼を開く。

 駅のホーム、呼吸を止めた人の群れ。

 そこは時間が止まった世界だった。


「…うわあああ…!」


 少し遠くで聞こえた声に視線を向ける。階段から転げ落ちる人影が誰なのかはすぐにわかった。

 おかしいなそんな記憶ないんだけど。忘れてしまっただけだろうか。それともこれが、別の未来への分岐点のひとつなのだろうか。

 声の方へと一歩踏み出す。動かない人ごみを避けて階段の方へ近づいていく。


「な…っ! ど、どうなって…!」


 階段の下に、まぬけな顔をした2年前の僕が居た。突如時間の止まった世界に茫然とあたりを見回している。今より少し幼い、14歳の〝僕〟。2年経っても僕は何も変わっていない気がした。

 狼狽えながらも立ち上がり、目の前まで来た僕の存在に気付いた14歳の〝僕〟が、目を丸くして今の僕を見る。

 僅かな距離を空け、僕らは向き合うように対峙した。


「…ぼ、く…?」

「…そうだよ」


 ふと急に、未来に跳んだ時の逸可を思い出した。過去から来た僕に対峙した逸可も、こんな気持ちだったのだろうか。


「な、にが…どうなって…そうだ、佳音…佳音は……!」


 今にも泣き出しそうな顔で僕が声を震わせる。こんな情けない顔をしていたのか。佳音が呆れて笑うはずだ。

 まだこの時の僕は、この後起こることを知らない。ただ、必死に。彼女を追いかけていただけだった。

 きみの未来を、僕は知っている。

 この後なにを失い、なにを得るのかを。


「ごめん、僕に佳音は救えなかった。でも」


 過去の自分に、贈るものがあるとすれば。


「未来を決して、諦めないでほしい」


 それはきっとあの水色の封筒の中身と、一緒なんじゃないだろうか。未来の逸可が僕に託した、あの手紙と。


 時間が自分を取り戻そうとしている。目の前の僕の顔は歪んだまま。

 きっと今は、すべてを理解できないだろう。受け入れることはできないだろう。

 この先何度もこの日のことを後悔して、自分を恨んで。その手に刃を握る日が来るかもしれない。いつの間にか屋上に立っている日が来るかもしれない。失ったものばかりを必死に抱く日々に、希望は見出せないかもしれない。

 でも。

 きみの未来を、僕は知っているから。


「きっと、出会えるから」


 僕にはきみの未来を奪う権利なんてないはずだ。それが誰であっても同じこと。そう、それがたとえ僕自身であっても。

 だから僕は僕の選択を――悔やまない。


「そうだ、あと…」


 景色が霞む。体の感覚が抗いようのない力に引っ張られる。

 僕の声はちゃんと、届いているだろうか。

 今この時を、このチャンスをムダにしない為に。

 僕がここに居ることにもきっと、ちゃんと意味があるはずだ。


「水色の手紙を預かったら、制服の内ポケットに入れておいた方が良い。失くさないで済むように。2年後、きみは必ず託される。きっとそれは大事なものだから…だから、覚えておいて。それから…」


 夕日がすべての輪郭を溶かしていく。

 寂しいと思った僕の心。


「未来に泣いている女の子が居る。きっと必ず…救ってあげて」



 それが僕の答えだった。



「――っ!」


 落ちる、そう思った時にはもう落ちていた。

 がくんと膝から地面に崩れる。だけど覚悟していた痛みは僕に訪れなかった。寸でのところで体ごと受け止められたのだと鈍い頭が悟る。


「篤人…!」


 頭の上から降ってくる声に視線を上げると、そこには肩で息をした逸可が居た。珍しい顔をしている。逸可もこんな顔をするんだと、そんなことは口には出せなかったけれど。


「い、つか…」


 なんだか無性に懐かしく感じた。離れていたのはたったの6秒間。一瞬よりは長いけれど、あっという間に過ぎ行く時間だ。


「…っ、お前ホント…いー度胸してる」

「…前から、思ってたんだけど…それ、褒め言葉?」


 言った僕に逸可が笑った。少し、震えていた。

 立っていることもできず倒れこんだ僕を、目の前のふたりが受け止めてくれたらしい。でも記憶も感覚も曖昧で、少し意識も跳んでいた気がする。

 ただ確かなのは、ふたりがここに居るということ。逸可と砂月が居るこの場所に、戻ってこれたのだということ。

 腕の中にその温もりをきつく強く感じた。これが僕にとっての、現実だ。


「…さつき」


 言葉を発しようとしない砂月の顔をそっと覗き込むと、また声もなく涙を零していた。だけどその顔はいつもの砂月からは想像もつかないほどに感情が溢れている。

 そのクセはきっとなおした方が良い。いつの間にかさよならされるのも、知らない場所で泣かれるのももうイヤだから。

 ひとりで全部抱えて、隠して。

 どうしてもっとちゃんと、表に出さないんだろう。近くに居ないと気付けないそれは、だからきっとこの場所が大事なんだと思えた。

 右半身を逸可に支えられたまま、ぎゅっと力を込めて小さなその体を抱き締め返す。


「…あつ、と…」


 砂月がようやく零すように口にした。

 両手に触れているこの温もり。

 これが僕の選んだ未来もの


「篤人……!」


 他でもない、此処で。僕を呼んでくれるひとが居る。

 だから帰ってこれた。

 だから僕は帰ってきた。


 僕はここで、生きていく。


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