第14話 コンテスト ④

「コンテスト ③」で「恐らく、コンテストについて語るのは、これが最後になると思います。」と言っておきながら、「コンテスト ④」に続いてしまいました・・・。

はい、第1回カクヨムWeb小説コンテストの読者選考通過者が発表されたので、「コンテスト ④」を書こうと思ったんです。


第1回カクヨムWeb小説コンテストの読者選考通過者ですが、予想していた方も多いと思いますが、ランキング上位の作品がそのまま編集部へと送られましたね。

「ランキング下位であっても「面白そうだ!」と目に留まった作品が編集部に送られることもあるのでは?」と私は勝手に思っていたのですが、ありませんでしたね・・・。

やはり、ランキングで上位に入ることが大切だということ。

分かりきってはいましたが、ランキング上位に入るために何でもする人がこれからも沢山出てきそうです。

カクヨムのツイッターでも「もしかしたら皆さんご承知かもしれませんが、一応改めて。コンテストに参加していないジャンルや作品でも、今後KADOKAWAの各担当から投稿者の皆様へお声がけをさせていただく可能性は十分にあります...よっ!」と書かれていますし・・・。

ただ「可能性は十分にあります...よっ!」というのが微妙ですね。

これは「断言している」と考えてもいいのでしょうか?

以前の私でしたら、「わ!」と思って、飛びついたと思いますが、もう騙されません。

ツイッターで「編集の人が作品を見て回っている」、「レビューを書いて回っている」とも書かれていますが、忙しい編集の人が全ての作品を見れるとも思えませんし、見ている作品もランキングに載っているもののような気がします。

結局は、ランキング上位に入らなければ、読み手さんにも、編集の人にも、名前も、作品も覚えてもらうことが出来ない・・と言うことなんでしょうね・・・。

また、第1回カクヨムWeb小説コンテストの読者選考の最終日に「規約違反行為に対する対応」というお知らせが来ましたが、あれは一体、何を調査していたんでしょうか?

「この調査により、ランキング上位にいても、編集部に送られない作品が出てくるかもしれないんだ・・・。」と他人事のように思っていたのですが(私の作品は編集部に送られるような順位ではなかったので、諦観していました)、前述した通り、ランキング上位の作品がそのまま編集部に送られました。

「規約違反行為に対する対応」であるので、規約に違反していなければ、以前、自身の作品の紹介のために異常な数のフォロー申請をした人であっても、過剰なほどツイッターや自身のサイトで宣伝した人であっても、それは正当な行為として認められるということ。

この「カクヨムという罠。」を書いているんですから、それらのことは痛いほど分かっていたつもりでしたが、再び、打ちのめされました。


どんな手を使ってでも、ランキング上位でなければ、意味がない。


もう、こうなってしまえば、南野海様の『今、闇落ちはしないほうがいい』を信じるしかないです。

私のように落ち込んでいる方は『今、闇落ちはしないほうがいい』を読むと、「あ、また頑張って書こう・・・。」という気分になれます。


結局、「コンテスト ④」を作ってまで言いたかったのは、「どんな手を使ってでも、ランキング上位でなければ、意味がない。」と言うことです。

(「どんな手を使ってでも」というのは言い過ぎな感じもしますが、もう私にはそう思えてなりません・・・。)


最後に、南野海様、許可なく作品を載せてしまい、申し訳ありませんでした。

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