とても完成度の高い現代ファンタジー

主人公は見習い陰陽師、高校生。
まず作者の陰陽道に対する書き方がとてもしっかりしており、知識が豊富なのだろうということが分かります。そして「高校生である」ということも決してないがしろにはされていない。
登場人物の配置も絶妙なバランスで、現実と隣接する不確かなものを際立たせている。
描写も非常に丁寧であり、文字から情景が伝わってくるようでした。大変面白く読ませていただきました。

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