海辺の街、アクアリウム、猫、一人娘、友人たち、心の均衡を失った主人公。アンニュイで淡々と進む文字は、映像を観るようでありながら、言葉として澱を成す。そして、どんなに人に傷つき疲れても、人は、人なしでは生き続けられない生き物で、それでいいんだと──読み終えてから思わせてくれる作品でした。
心を病むのは、とても正直で純粋だから……。世界は正直で純粋な人には、あまりに残酷で非情で汚く、そして時にお前も同類だぞと攻めたてる。いいえ、あなたはとても誠実に一生懸命生きていますよ、と私は全…続きを読む
若々しい文章に爽やかな風を感じます。おばちゃんの私には所々分からないカタカナの言葉がありますが😆💦竹内まりや『ドリーム・オブ・ユー』の曲🎵(選曲が古い!)🎶レモンライムの青い風、伝えて愛のドリ…続きを読む
僕はB-BOYですが、パンクスでもあるので、ピストルズもクラッシュもサブライムもRESPECTしてます。大阪なんでレゲエの聖地ですからマイティージャムロックにも店に行けば会えます。というか本はほとん…続きを読む
さざ波の押し寄せる音が聞こえる物語、というより温暖な海の中を漂っている感覚にさせてくれる作品でした。時に穏やかで、しかし苦しさや悲しみを内包し、それでも周囲の環境や人々と交流し『生きていく』人間の…続きを読む
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