輝く蒼穹は命の鏡、煌めく意思が蒼海を震わせる

 ツイッターで最初にヒューマが扱う機体の画像を見た時、思わず「ブルーディスティニーだこれ!?」となって作品をチェックしてしまいました。
 実際チェックしてみると、どちらかといえばハインラインの宇宙の戦士的な、いい意味で古風なSFロボットアクションでした。文字の海の中で溺れる感覚は、かつて古典の名作に熱中した時のような頭のマラソンを思わせ、心地の良い満足感を覚えます。
 現在第六十四話まで読ませていただきましたが、序盤に比べてやっぱり読みやすくなってますね。そういう変化も面白いかと。個人的に最高の回は第六十三話だと思っているので是非其処は読んでください!
 これは良い。実に良い。ジャンルは異なれど同じロボット物を書いている人間として自身を持って勧めます。
 圧倒的描写物量、圧倒的描写質、さながらモビルアーマーの如き強さが有る作品です! この作品は間違いなくすごい!

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