その神の名は

さて、何の神かはまだ言ってなかったな。

どんな神かと……それは、戦いと竹の神名を、タケピリか。立派な神社もあり代々続いてる、名のある神社でもある。そこで願うことは、植物の成長や戦いについてだ。

それを願えば必ず叶い植物は育ち、試合や戦いに勝つと言われているらしい。私は行ったことがないからよく分からない。それと神社の周りには立派な竹林がありその竹たちは神々しいくらい立派に生えているだとか。

そうそうタケピリかがどうして神になれたまだ言ってなかったな。

そう、あれは豪雨の中だっただろう。もともと祓いやの一家に生まれたこいつはメキメキ才能を出して、いろんな悪霊達を倒していった。その中でとても大事な友人がいていつも一緒だったが、その友人が危機にさらされ周りは悪霊で沢山だった。それをタケピリかが必死に戦って倒した時に使っていたのが、大剣の竹光。それで戦い倒してみごと友人を守りきり二人とも無事ですんだ。時が建ち寿命がきて天に行ったときに、神になれと言われて今にいたる。

さて、このタケピリかだが、今はグダグダの駄目親父になり、髪はぼさぼさのまんま結んで、服は青い着物を着崩して草履の適当な見た目で、そこの所は他の神からも呆れている。

だが、一つだけ戦ったときの竹光だけは大切にしてある。そんな所はいい奴なのだ。


そんなタケピリかだが、こいつの神時計が段々と早くなっており針が進むにつれて具合も悪くなっている。死が近いてる証拠だ。奴もそんななことは、わかりきっている。それには逆らえない。一刻一秒が大事なのにこいつは何もしようとしない。

いつも通りの日常を送てるだけだ。私は不思議でたまらない。まあ、こいつの事だ何にも考えてないだろう

ただの日常を過ごすだけかもしれない。


この話はこれからおこる、タケピリかの短い生涯におきた話だ。ほんの短い間の話……



それでは、見てみよう


では、はじまりはじまり……

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