残酷なのはどちらだろう。美しいものは、なんだろう。

短いながらも深く胸を打つ作品です。
目の見えない奴隷となった姫君と、彼女を食べるために攫ってきた魔王のほんのひとときの物語。
この少ない文字数に込められた数々のドラマ。その美しさ。儚さ。そして残酷さ。
いやはや、脱帽です。
とにかく読んでみてください。

その他のおすすめレビュー

井中まちさんの他のおすすめレビュー89