少し考えてみませんか?

この作品の結末は人によって評価の分かれるところでしょう。
私にとっては間違いなくバッドエンドです。
救いなんて欠片もありません。
しかしそこへ至る経緯は考えさせられるものがあります。
魔法とは何なのか、戦争とは何なのか、人間とは何なのか――
昨今の創作において、常々疑問に思っていたことをこの作品は表しているのかもしれません。
この内容を長編でやられたらキレますが、短編できれいにまとめられており素晴らしいの一言。
気になった方は是非ご一読を。