第一章

都市1 ―学校―

 霧雨に、温かく肌を濡らされる夢を見た。


 視界が白く煙っている。

 目に見えないほど細かな雨滴は、重さを感じさせない。上から下に落ちているというよりは、まるで時間の流れが止まったかのように宙を漂っていたが、足元のアスファルトが黒く濡れ光っているので、たしかにそれは雨なのだと分かった。

 いつの間にか自分もその場に立ち尽くし、周囲の木や石や建物と一緒に水に浸されていた。かすかに温度を持った無数の水の粒が。服から出た腕や顔に、やわらかく触れて。それは、水が体に染み入るというよりはむしろ、体が水に溶けていくような、無防備な快感だった。


 なぜか懐かしいような気持ちになって、ユウキは夢の中で首をかしげた。


 生まれてこのかた、そんなやさしい雨に体を濡らされたことはない。

 ニッポンがまだ温暖で湿潤な気候だったころは、こんな感覚を実感できる季節が毎年決まってやってきたのだと学校で習った。

 しかし、周囲の砂漠の影響で、時おり天井に備え付けられたスプリンクラーで街全体に水を撒かなければならないほど乾燥したこの地下都市では、知らない間に服を濡らすような霧雨を体験することはできない。


 遠くでかすかに音楽が鳴っているようだった。

 乾いた電子音が、小さな水の粒に代わって体にまとわりつく。


『ユウキ? 起きてるか、起きてないんだろ。起きろ! 早く来い!』

 テレビ電話のスピーカーから、聞き慣れた友人の声が聞こえてくる。せかす内容の割に、のんびりとした口調だ。


(うるさいなぁ……)

 ユウキはベッドの中で寝返りを打って、寝ぼけた頭でぼんやりと聞いていた。


『今日遅刻したら奉仕作業の罰だろ! いい加減に……うわっ、やべぇっ』

 始業を知らせる耳障りなブザーが友人の声にかぶさる。

『じゃあなっ、早く来いよ!』


 そう、言い終わるか終わらないかのうちに。ぷつりと音がして、静かになった。


(……ん? ブザー?)


 突然覚醒して、勢いよく布団を跳ねのける。

 しかし、ベッド脇に組み込まれた時計を一目見て、ユウキは起こしかけていた体を再びベッドに沈めた。

 デジタル時計の表示は「2099/10/15 09:00」。


「やっちまった……」

 枕に顔をうずめたまま、口をほとんど開けずにつぶやく。


 ベッドから飛び出し三分で身支度を整え部屋の戸締りさえそこそこに脇目も振らず学校まで猛ダッシュ――するのは、八時五十分より前に目が覚めた時だ。

 その時刻を十分も過ぎては、どんなに急いだところで始業時刻に教室に駆け込むことはできない。人工衛星から送られてくる、一秒の狂いもない地球時計に従って、学校では一時限目の授業がすでに始まっていることだろう。


「間に合わねえや」


 小さな独り言が、再び枕に吸い込まれた。

 頭の中の本能的な部分が温かいベッドの中に体を押し込めておこうとする。一方で、理性の部分は早く体を起こせ、ベッドから出ろと急き立てる。あと一回遅刻したら十五日間奉仕作業のペナルティーを科すと、先週通告を受けたばかりだ。まだ遅くはない。できる限り早く教室に入るのだ。何か適当な理由を作って許しを請うのだ。

 体調が悪かったとか登校中に道で転んだとか、……だめだ、今年に入ってから何度使ったか分からない。どんだけ病弱で間抜けなんだよ!

 母親が倒れて病院に付き添っていた。これも無理だ。そもそも母親がいない。

 指定保護動物のキジバトが玄関の前で巣を作っていて動物局の担当者が来るのを待っていた。迷子の宇宙人に道を聞かれて案内していた。


 ……やめた。


 たかが十五日間の不自由だ。社会のために働くのだ。喜んでやってやろうじゃないか。そんなことより今、この眠り足りない体のだるさを解消するほうが大切だ。

 人間は本能でしか生きられないのだ。


 半分夢の中のようなぼやけた頭でそう結論を出し、本能対理性の闘争は本能側に軍配が上がりかかる。しかし――。

 先日来。クラスで流行っているある噂話を、ぼんやりと思い出した。


 最近、生徒がいなくなる事件が続いている。


 学校やクラスの移動はないことではないが、どうもそれとは様子が違う。

 放課後、事務センターに呼び出され、翌朝から教室に現れない。彼がどこへ行ったのか、クラスのほかの生徒はもちろん、親しかった友人にさえも分からない。二度と連絡も取れない。住んでいた部屋からは、荷物ごと跡形も無く消えている。


『都市から存在を抹消されたらしい』『学校を辞めて働かされる』といった漠然と不安を煽るものから、『砂漠に放り出されたのだ』などという仮説――あそこは人が住める場所ではないと聞いている――、果ては、『都市生活不適格者として処分されたのだ』などの剣呑な説まで浮上していた。


 そんな噂が起きるのも、『消えた』とされている生徒達に共通する条件のせいだ。

 ……そしてそれこそが、ユウキにとって一番気になるところなのだが。


 『消えた』生徒達は、何らかの規則違反を犯して罰を受けることになっていた生徒だったのだ。


 規則違反といっても、もともと行動が制限されているこの都市では、悪いことだってそうできないし、しようと思うような元気な生徒もあまりいない。掲示板に不適切な書き込みをしたとか、モノを壊したとか落書きしたとか、食堂で食い逃げしたとか。そんなもので。

 その罰則と言えば、掃除やなんかの軽作業と相場が決まっている。現に自分も、内容は知らないが十五日間の奉仕作業と言われている。言われているが……。


「あー、ちくしょう」

 三度目の独り言を、今度は枕から顔を上げてはっきりと口に出す。それを掛け声にして、ベッドにぴったりとくっついていた体を無理やり引き離す。

 人間は理性で行動する生き物なのだ。


 せいぜいのんびり朝の支度でもしてやろう。

 室内灯を点けると、同時に室内のいくつかの電気製品が目覚め、かすかな音を立てて稼動を始める。

 給湯器の設定温度を九十度まで上げてコーヒーを入れたところで、テレビ電話の録画に気づいた。再生すると、画面いっぱいにクラスメイトのシュウの顔が映る。――ユウキ、起きてるか、起きてないんだろ――わずかな隙間を、始業ぎりぎりで教室に駆け込んでいく生徒が横切る。画面右上の録画時刻表示は八時五九分。

 まったく、親切な友人だ。モーニングコールならもう二十分早くしてくれ。


 友人のメッセージは最後まで聞かずに、八つ当たり気味に録画の消去ボタンを殴って、コーヒーを一口すすり。勝手に電源の入ったテレビに目をやる。

 合成画像の作り物のアナウンサーが、いつもとほとんど変わらないニュースを早口で伝えていた。




 学生や学校の関係者で構成される第八三地区では、学校の授業時間帯に街を歩いている人間はほとんどいない。居住棟の長い廊下を抜けエレベーターで地階に降り、自販機街マーケットを突っ切って広場を過ぎ学校区の入り口、校門ゲートまで、今朝もまったく人に会わなかった。ひと気のない街は、遅刻常習犯のユウキにとっては珍しい光景ではないが、慣れるものでもない。


 この街には、本当は誰もいないのではないか。

 無人の通りを歩くたび、そんな不安に駆られる。


 学校では数百人の生徒たちがコンピューターに向かって授業を受けているはずだ。居住区にだって、登校していない生徒が部屋に残っているかもしれない。壁を一枚隔てた向こうには、マーケットや都市管理局の事務員もいるはずなのに。

 そんな現実を忘れさせるほど、午前十時の街は静まり返っている。


 八フロア分の吹き抜けの高い天井から、人工照明が、前時代の映画で見る本物の太陽のように強く白い光で広場を照らす。吹き抜けの中心部には、上下の階層にまで繋がっているという巨大な柱。校舎のゲートの前にある循環式噴水が水を噴き上げ、落とす。その低い音だけが広場の空気を揺らしていた。


 IDカードをゲートに通すと、液晶画面に「遅刻」の表示が現れた。ペナルティーは確定だ。どこの誰の采配によるものか。あるいはコンピューターが勝手にプログラムするのか分からないが、都市の規則を守らない人間に対する罰則が、今この瞬間にも選定されていることだろう。

 問題は、内容であるが……。


 空席を探して、教室後方の出入り口から休み時間に入ったばかりの室内を見渡していると、コーヒー色の髪をかき上げながら、ニヤニヤした顔で歩いてくるシュウと目が合った。


「おっす、奉仕作業ご苦労さん」

「まだ連絡はきてないよ」

「さっさと端末立ち上げて、掲示板見てみな。奉仕作業じゃなくて、例のウワサのヤツだったりしてな。消える規則違反者たち。彼らは果たしてどこへ行ったのか」

「他人ごとだと思いやがって……奉仕作業って言われてんだ」


 楽しそうな友人を、できる限り嫌な顔で睨みつけて、教室に入る。前のほうの座席で、かたまって話していた数人の女子が、わあっという歓声をあげた。続いて笑い声が起こる。まさか自分を笑っているわけではないだろうが、憂鬱な気分になった。


「どこが空いてんだよ」


 シュウがニヤケ顔で示したのは、教室の左壁際、後ろから三番目の席だった。


「イプシロン! マジで? ほかに空いてないの?」

「ないよ」


 さらに気持ちが沈んでいく。シュウの示す席は、この教室で唯一のハズレ端末、E―2096e、通称イプシロン。なぜか一台だけ旧式で、動作が遅い上に、時々カタカタと不吉な音を立てる。のみならず、打ち込んだ文字を瞬時に正確に認識しないために、相当気を使って頭を使って頑張らないと、授業について行けず、一人で端末と格闘していなければならない。

 できれば当たりたくない、クラス中の誰もが避ける席だ。


 二時限目にも間に合わないかもしれない友人のために、シュウがすでに立ち上がりの遅いその端末を起動させておいてくれた。

「だったら席も取っておいてくれよ」

 ぼやきながらIDを入力するユウキに、にやりと笑うシュウ。

「いいのか、そんなにおれ様に頼りきりで。モーニングコールまでしてやったのに」

「何がモーニングコールだよ。始業一分前に起きて、どうやって間に合えってんだ」


 案の定、IDの認識に時間がかかっている。休憩時間はあと八分五八秒。


「大体なんで、ここしか残ってないんだ?」

 生徒は三十人そこそこだが、端末の数には余裕があったはずだ。だからこそ、ユウキも安心して遅刻やらギリギリ登校やらができたわけで。

 親切な友人は、いらいらと画面をにらむユウキの頭を乱暴につかんで、教室前方に顔を向けさせた。


「見ろ」


 痛ってぇな、とつぶやくユウキの視界に、楽しげに談笑している女子の一群が飛び込む。

 中心に、見たことのない少女がいた。

 五、六人の女子生徒に囲まれて、誰かの質問に頷きながら静かに笑っている。周りの少女たちとは明らかに異質なのは、金色に近いような薄い髪の色のせいか、それとも緊張気味でぎこちない笑顔のせいだろうか。


「だれ?」

「カワイイだろ」

「なんでお前が得意げなんだよ。転入生か?」

「エリちゃんだ」


 転入生は別に珍しいことではない。

 ユウキの席を奪う形になった転入生は、確かにカワイイが、そんなことより今は二時限目が始まる前に自分の処分を知ることのほうが大事だ。

 しかし、シュウは掴んだままになっている友人の頭を自分の顔に近づけ、声を潜めた。


「聞いて驚くなよ」

「なんだよ……」


 端末の画面にようやく、「ID認証」の表示が出る。

 掲示板をクリック。求められた画面を表示しようと端末がカタカタ音を立てる。

 そんなに大変なことなのか? たかが学内LANへの接続だろうが。

 使っているこちらのほうが、老体を無理やり働かせている悪者にでもなったような気分になる。


「彼女はな」

 耳元で、シュウの声。

「実はおばあさんなんだ」


「はあ?」


 思わず大声で聞き返したら、前の席で話していた二人の男子生徒が振り向いた。

 何でもない、と手をひらひらさせると、二人は前に向き直って会話を再開する。


「驚いただろう。おれも驚いた」

「何だよそれ、意味分かんねえよ」

「彼女はな、二〇四九年生まれなんだ」

「は? どう見たっておれらと同じくらいの歳じゃん」


 しかも、それじゃオバアサンじゃなくてオバサンだろう。が、さらなる突っ込みを跳ねつけるかのように、シュウは顔の前で「ちっちっち」と人差し指を振った。芝居がかったその動作が少々カンに触る。


「歴史で習っただろう。二〇五五年、『冷凍睡眠コールドスリープ』技術の完成って」

「習ったかな」


 二〇五〇年から六〇年代というのは、世界文明の絶頂期だったと伝えられている。

 科学技術が一番進歩していて、人々の生活は豊かだった時代。世界は、人類は。これからさらなる発展を続けると。誰もがそう、信じて疑わなかった時代。

 第三次世界大戦で世界が死の砂漠と化す前の、人類の最後の隆盛。


 そもそも絶滅危惧種の保存を目的として考え出されたコールドスリープの技術だが、当時の技術では治療不能の難病患者を、医療技術がさらに進んでいるであろう未来に預けるため、人間に応用する研究が進めれた。らしい。

 肉体の老化――あるいは劣化防止や、記憶の保存といった厄介な問題がたくさんあって、研究には長きを費やし、五五年にようやく完成した。とかなんとか。


 しかし。その技術が実用化されて、実際に睡眠に入った人間がいるとか、いないとか、そこまでは歴史の教科書では言及していなかった。

 完成したとはいっても、実際コールドスリープは賭けだ。イチかバチか眠りについてみたとして、本当に成功したのかどうか分かるのは数年後、長ければ数十年後。数百年後かもしれない。現実に長期睡眠を試してみて「全然問題なかった。寝覚めも快適」と言った人間は、その時点ではまだいなかったのだから。


 維持費もかかるし、それ以前に本当に維持してもらえるのか、未来の人間が眠りを解いてくれるのか、ユウキがちょっと考えただけでも不安要素はたくさんある。

 しかも、他人との繋がりも社会との関わりも今よりもずっと濃く、時代への満足度も高かったと言われている黄金の前時代に、それらを断ち切ってまで長い眠りにつくことを望む人間がどれだけいただろう。

 医療技術としては、いつ来るのか分からない覚醒の日を待って眠り続けるよりも、当時相当進んでいたクローン技術や人工臓器のほうが実用性はあっただろうし、歴史上の出来事としてはその後間もなく勃発した第三次世界大戦とそれにまつわるごたごたの方が扱われ方が派手で、コールドスリープなんて言葉は今の今まで忘れていた。


 いずれにしても。ユウキたちが生まれる三十年も前の話だ。それなら大人たちはリアルタイムで知っているだろうかとそのとき思ったが、周りに大人がいなかったので聞くことはできなかった。


「彼女がその、コールドスリープの経験者?」

「そう。三十年以上の眠りを経て、晴れて難病を克服して社会復帰、だとさ」


 そう言われても、いまひとつ現実感がない。

 ちょっと髪の色が人と違うだけの、そのほかの周りを取り囲む女子生徒たちとなんら変わりない普通の少女だ。


「ふうん……」とあいまいに相槌を打つと、


「不運じゃないよ」

 変なところを耳ざとく拾い上げて、シュウはずっと掴んでいたユウキの頭をひょいと突き離した。


「むしろラッキーじゃないか。何十年も眠り続けて忘れられる前に、そんなに世の中が変わっていないうちに目を覚ますことができたんだぜ」

「でも、大戦挟んでるだろ。相当変わってるんじゃないのか?」


 第三次世界大戦は、本格的、全世界的な開戦から数分で終わったと聞いている。それなのに、たくさんの人間が死んで、生き残った人間は放射能に冒された外の世界に出ることができず、狭い地下都市に何十年も閉じ込められている。その大戦前に眠りについたなら、今の変わった世界を見て――というか、世界自体が見えない――、良かったと思えるはずがない。


「そうだよなぁ」

 ユウキの心を読んだように、シュウがつぶやいた。


「……だろ?」

 空返事をしながら、カタカタの止まった端末に目をやる。

 掲示板がやっと表示された。今日一日の伝達事項が羅列する画面をスクロールさせる。画面はゆっくりと止まったり進んだりしながら、危なっかしく下方へ動く。


<教室変更情報>

<課題提出状況>


「大戦前かぁ。家族と暮らしてたんだろうなぁ。ちゃんと生きてんのかなぁ……おれはヤダな、目が覚めたら一人、みたいなの……」


 そんな友人の言葉を、半分画面に気を取られながらぼんやりと聞いた。

 もともと家族を知らないユウキと違って、シュウには妹がいる。「知らない世界に放り出されて一人ぼっち」という状況を、ユウキよりは具体的に思い浮かべられるのかもしれなかった。どんな心境なのだろう。


(おれだったら、別になんとも思わないかもな)


 ユウキは思った。遅刻してバツの悪い気分で教室に着いたときに、声をかけてきてくれる友人がいないとか。日常的な機械の操作方法が分からないとか。そんな、多少困ったことはあるかもしれない。いい夢から覚めた後の、名残惜しいような寂しさは感じるだろうか。

 それでも、今のこの世界に大して興味がない以上、一人別の時代に飛ばされたって、特段不都合はないのではないだろうか……。


「ユウキ、そこ!」

 友人に隣から声をかけられて、画面のスクロールをとめた。


<下記の者、学則違反への処罰について連絡事項あり

授業後、学生事務センターまで来ること>


 続けて記される、ユウキのID。


「……おい、これって……」シュウの口調は、真剣になっていた。


「……なんだよ」

 何で真面目な口調なんだよ。大変なことが起きたみたいな顔するなよ。


「放課後、事務センターに呼び出されて――」


 ……翌日から教室に現れない?

 一瞬の沈黙の後。


「ははは、まさかな、ウワサだろ」シュウがぎこちなく笑った。


「そうだよ。奉仕作業って言われてんだ。その内容の連絡だろ?」


 ユウキの笑いも、どこか引きつる。

 二人で不自然に笑っているところに、始業を告げるブザーが鳴った。

 途方もない不安にくれるユウキの視線の先で、女生徒たちの輪が解けて、転入生は一人席に取り残される。

 「労働」内容が気になるのと端末の動きが遅いのと勉強不足で、そこから後の授業には全く身が入らなかった。

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