対価を払ってでも拝読したい、web小説を超えた大河ロマンですぜ!

数奇な運命を背負った、ひとりの少女の物語。
史実に基づいたかのようなリアリティ溢れる時代背景をバックボーンとし、スリリングな展開の連続は圧巻です。
三十五万字強の長編ですが、物語は今で第五章。むしろ、ここからがこの物語の真骨頂と言えるでしょう。連載中の小説は、完結してからレビューするのが本来だと思われます。しかし多くのかたに、早くこの物語をご覧いただきたいと痛切に願うために、あえてここでレビューをさせていただきました。
世界を巻き込み、多くの犠牲者を出した大戦争の首謀者を祖父に持つブランカ。彼女がいったいどんなイバラの道を歩んでいくのか。
ブランカ自身もある策略によって、容姿が変貌させられます。誰もが目を背けるような彼女を、正体を知らずに優しく受け入れる人たち。
それゆえ苦悩するする姿に、知らず涙するシーンは幾つあるでしょう。
そして、運命の人ヴォルフと出会うことにより、さらなる苦難の道を選択せざるを得ないブランカ。
これでもか、これでもか、と次々にブランカを襲う難題。それでも生きていこうと決意する姿に、心から応援したくなります。
web小説の概念を超えた大河ロマン。この物語に早く気づいてください。そしてお時間を捻出してお読みください。
そうすれば、あなたもレビューを書きたくなるはずです。もっと多くのかたに読んでもらおうと。

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