神ノ魂

炭酸すい

一章

プロローグ

 第三次世界大戦が終わり人類の人口はほんの一握りを残すのみとなった。


 この戦争の後に残ったのものは、世界地図の地形を修正する作業と永遠とわに続く平和への願いのみ。


 しかし、その願いは叶わなかった。


 未知との遭遇。

 地球外生命体の来襲。


 地球外生命体は何の前触れも無く、突如東京上空に現れた。


 地球外生命体が我々人類にもたらしてくれたものは死のみ。


 当時の人々は、「宇宙人が攻めてきた」「異世界からの攻撃だ」など沢山の説が流れたが、こいつらの正体は今もわかっていない。


 地球外生命体と言ってもこいつらの容姿は俗に言うエイリアンなどの生物的な形をしているのではなく、ロボットやアンドロイドといった機械的な見た目をしている。


 では、なぜこいつらが地球外生命体かと判断したかというと、こいつらの身体、武器は地球には存在しない未知の物質で構成されていたからだ。


 人々はこの地球外生命体のことを、その手に巨大な剣を持っていたことから、


『地球外の剣士(Extraterrestrial Swordsman)』


 略して『ExSエクス』と呼んだ。

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