キャラクターひとりひとりの人間性、人との繋がり、ひとつひとつの動作から会話まで繊細に描かれている。思わずファンタジー要素が含まれる事を忘れてるくらい物事がリアルで、別世界で自分以外の誰かの人生を傍観しているような気分に浸れました。また前半読んで引っかかった部分が、後半進んでいく毎にリンクしていくのがとても驚きと気持ち良さを与えてくれ手が止まらなかったです。すごく面白かったです。
(^-^)
舞台は高等学校、黒板の犯行予告から始まる物語。伊比倭を主点に次々と起こる謎にクラスメイトなども混じって解決に乗り出すが____登場人物ひとりひとりキャラが立っていて、そしてそれぞれが闇を抱え…続きを読む
青春ものといっても爽やかで甘酸っぱいものではなく、内面の葛藤と成長がメインに据えられた物語です。丁寧でリアルな心情描写は、夏特有の大気の底にいるような空気感と相まって、読者の胸に迫るものがあります…続きを読む
一章まで読んだ所感です(と言いつつ12話まで読んでしまいました……w)語彙力もさることながら、描写力が高く、表現力にセンスを感じる。おそらく自分が人生かけても届かないであろう才能をお持ちである。た…続きを読む
「白天星」の増岡氏の長編である。氏の作品は、蠢く思春期の情動が特徴的だ。「白天星」でも語ったが、氏の書く少年少女は誇張は在れど、リアルだ。氏の作品は、皆何某か打ち壊され、縋り、何とか体裁…続きを読む
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