第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部

雪の香り。

蔓弱く薔薇うつむきて美の重み

読み方=つるよわくばらうつむきてびのおもみ


句に込めた意味=母と薔薇園を訪れた時に、幾重にもなる花弁が華やかで立派な薔薇があったのですが、蔓が細くて柔らかいらしく下の方にしなってしまっていて、俯いているように見えたのですよね。

そしてその下を向かせる重みが華やかで大きい故というところに「美」の重厚感を覚えて詠んだ句です。

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