赤字の会社を黒字にする方法

もっちゃん(元貴)

第1話

社長「我が社が倒産しそうなんだ後藤くん」



会議室の椅子に座りながら暗い表情を見せる社長。



「何ですってーーーー!」



私の声が、社内に鳴り響いた。



 私、後藤アイラが所属している企業の社長からお呼びがあり、てっきりクビを言い渡されると思ったら、とんでもないことを聞かされてしまったわ。



 しかしなぜ社長が私だけにこの重要な件をお話に?疑問が残るが‥‥。



社長「まぁ、落ち着きたまえ、後藤くん、だから我が社を経営を立て直すために彼に協力をあおいだんだ」


「入ってきてくるたまえ」



???「失礼します」


ガチャ


 会議室の扉が開いたら金髪の若い男が入ってきた。



???「どうも、これからこの会社を立て直すことに力をそそぐので、よろしくお願いします」



「誰ですの?この如何にもパリピに見える男は?」



社長「後藤くん、彼に失礼だよ」




???「いえ、別に気にしませんよ」

 



「ふん!で、あなた誰ですの?」




社長「彼は、若きカリスマ社長で有名な原田敬さんだ、後藤くんと2人で我が社を助けてほしいと思っているんだ」



「あの男がカリスマ社長ですって?信じられないわ!」



原田敬はらだけいと言います、後藤さんよろしく」



 握手を求めてくるが、アイラは無視する。



社長「いま我が社は人材が枯渇していてね、優秀な人材は他社へ流出して大変なんだよ、唯一優秀な後藤くんがいて助かっているんだよ」



「そ、そういうことでしたら、構いませんわ」



社長「では、2人とも頼む」



「わかりましたわ」



「お任せください、期待に応えてみせます」




社長「では、わたしはからは以上だ」



 そう言い残し、会議室から出て行った。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る