破綻人間とは言うけれど、この世には、実は存在するのですよ!!!

この小説では、二人の破綻人間が、出てきます。



一人は、異常なパワーを持った、天才バレーボール青年。

もう一人は、目茶苦茶、数学が得意な天才青年。

結局の結論は、この物語りを最後まで読んで欲しいのですが、

アスペルガー症候群の最上位の「サヴァン症候群」のダニエル・タメット氏は、自身の

本の中で、

「彼は、1~10,000までの数字が、”色・感触・立体”などで見えると書かれていました」

つまり、この小説で出て来る、数学の天才青年の話は、実は、作り話では無いのです。



しかも、これが、ホントは、医学の実験材料にされていたとは……。

驚愕の結末に、恐怖して読んで見て下さい。



でもこの作者さんも、今年の「カクヨムコン10」の、強大なライバルになるなあ。

私のような、ジジイでは、その方がホントの恐怖なのですが……。