走れ!高校生6

功琉偉 つばさ

前書き

俺は筑柴想太郎つくしそうたろう

高校2年生だ。

俺が話し手という体でこの物語を綴らせてもらう。

俺は昔から思考実験をするのが好きで、大学では哲学を学びたいと思っている。

生きる意味とは、時間とは…

なんていう難しいことが好きだ。

良く言えば思考実験、悪く言えばただの妄想だ。


この話、物語では特になにか出来事が起きたりするわけではない。

俺の考え(だいぶしょうもないものだが)をこの日本語、いや47+αのn乗通り分の1の確率で偶然生まれたから汲み取って想像してほしい。

(この物語が完結したときのその文章を全て平仮名にしたときの文字数=nとなる。+αはその他の記号などだ。)


まず先に断っておくが、日本語はあまりイメージを伝えるのに適していないと思う。

なぜって?小難しい論文や新書やらを読んでみるとわかると思うが、(全然違うという方がいたら申し訳ないが)やっぱりただまっすぐ読んだだけでは筆者の主張は伝わらない。

筆者は自分の主張を具体と抽象の2つで表現し、同じ内容のことをなんとか読者に伝えようとしているからだ。

〜だから〜、なので〜だから〜。

ということは、このようにして…

などと接続語を多様に用いている。

だから大抵、高校生(高校生の大半、一般?の人)は現代文が難しくて点数がよく取れない。

自分たちが日常で使っている言葉なのに…

だから俺達は現代文や古文(論国、古典)といったあまり面白くもない教科(俺の主観)を勉強しているのだ。


それでは本題に入っていこう。





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