助かるかもしれない運転

トモフジテツ🏴‍☠️

はじめに、今から書こうと思う人へ。


 このエッセイは、いわゆる〝創作論〟ではありません。


 つまり書いてある内容を実践すれば〝何か〟が劇的に良くなるといったものでもなければ、行動や思想を誰かに押し付ける意図もありません。

 SNSもカクヨムもフォロワーさんの少ない、どこの馬の骨とも分からぬ小物が伸び伸びと都度つど、感じたことを書き散らかしていると御理解の上でお読み下さい。


 しかし、もしどなたかの〝何か〟の助けになれたり心や気持ちが軽くなる一因を担うことが出来たなら、これ幸いと存じます。



【創作活動を始めるか悩む、始めたばかり】


 投稿する、という行為に尋常ならざる緊張感や謎のプレッシャーが伴う場合があるかもしれません。

 僕はありました。初めて「投稿」のボタンを押す時は指が震え、心臓が口から飛び出そうになりました。


 ただ、二回三回と続けるうちに(少なくとも僕は)割と何ともなくなりました。

 というより「下書きの状態と〝カクヨムアプリ〟の状態(あるいは投稿後のブラウザを介した閲覧)はどのくらい違うかな、読み心地はどうかな?」的なワクワク感や楽しみの感情が緊張感を上回りました。


 創作を始めようと考える方々は、多かれ少なかれ「楽しい内容を見つけた」「誰かに伝えたい」の気持ちを持っていると思います。

 なればこそ、自分が感じた〝楽しい〟の形に一番乗り出来るような、真っ先に仕上がりを確認可能という作者の特権を活かしてみると、投稿や執筆といった活動がいっそう楽しくなるかもしれません。



【念の為、抑えておきたい部分】


(例文)

小説は古くから謎ルールが多いです。発祥はっしょうや経緯に納得いくものもあれば、何故?といまだに首を傾げたくなるような内容もあります…ですが、そんなルールを無視しているだけで人によっては強く非難される状況も多々、見受けられました。少なくとも3つ、厳密には4つ心当たりがあるので触れていきたいです。

(さらに細かく言うなら、もっと増えます。)

 

 「面倒臭いなぁ、と思ってます。」


(ルール適用版)

 小説は古くから謎ルールが多いです。発祥や経緯に納得いくものもあれば、何故? と未だに首を傾げたくなるような内容もあります……ですが、そんなルールを無視しているだけで人によっては強く非難される状況も多々、見受けられました。少なくとも三つ、厳密には四つ心当たりがあるので触れていきたいです。

(さらに細かく言うなら、もっと増えます)


「面倒臭いなぁ、と思ってます」

 

【適用版と例文の比較】

①段落の最初は全角スペースを入れる

→「小説は古くから」の手前。


②疑問符や感嘆符の次も全角スペースを入れる

→『何故?と未だに』  誤

 『何故? と未だに』 正


③三点リーダーは二つ使用

→『あります…ですが』  誤

 『あります……ですが』 正

(というより、文中で「……」を作って繋げるのも変かもしれません)

 人によっては【あります。】で終わらせろ。

 そして【ですが、】からは次の段落へ、と指摘される可能性も。


 その他(実際、気にする必要ないと思う項目)


④ローマ数字を使わない、使うなら全角

→いや、別に使っていいんじゃないすかね。

 とは言え、御自身で縦書きのフォーマットに直してる予定があるなら……

「2024年」よりは「二〇二四年」の方が「小説ぅ!」って感じisあるかもしれません。


⑤文中でなるべく括弧は使わない、使うなら全角

→いや、別に使ってもいいんじゃないすかね!?

 ()や()の話です。


⑥鉤括弧を使う時は①のルールを無視。句点も無し。

 「面倒臭いなぁ、と思ってます。」 誤

「面倒臭いなぁ、と思ってます」   正


 これに関しては〝正〟に合わせた方が、そもそもの話として執筆するにあたってストレス少ないと思います。


 これから書く人や書き始めの人は①〜③を意識すると、心ない批判や無用なトラブルが減るかもしれません。(でも僕は②や④を気分や目的次第でガンガン無視して好きに書きます)

 

【二回目は『地の文』や視点の話を書きます】 

 

 

 

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